秋田、角館の武家屋敷は季節ごとに見事な姿を見せてくれるようだ。
私が行ったのは10月で、紅葉には早いという中途半端なときだった。
小雨も降っていたけど、それはそれで趣はあった。
この武家屋敷通りは枝垂桜でも知られている。
春になるとJRの駅などの観光案内で見るあれですね。
それが10月の小雨のときはこんな様子です。
春だったらさぞかしという感じ。

桜の時期は京都の円山公園の様子に似ているそうで、角館は「みちのくの小京都」とも言われるらしい。
このあたりには400本もの枝垂桜があるそうだ。
その内の樹齢の古い150本余りは天然記念物に指定されていると言う。
この角館は風情ばかりでなく、実際に京都との関係が深いのだ。
ここを治めていた佐竹北家の2代目義明は、京都の公卿から嫁を迎えた。
その嫁入り道具の中に枝垂桜の苗木3本が入っていたと言うのだ。
それが大きくなって花を咲かせるようになったとき、円山公園あたりの桜を想い浮かべたのだろう。
それが今では観光名物になっているというわけだ。
この武家屋敷通りと殆ど並行して檜木内川(ひのきないがわ)が流れていて、その堤にも桜が植わっている。
これは枝垂れではないが、一斉に咲いたらこれも見事だろう。
その河原では芋煮会をやるそうだ。
デカい鍋に芋とネギや肉やらを入れた汁を作って、みんなで盛大に食べるわけだ。
10月はまだシーズンらしいが、生憎やってなかったのが残念。
それでもこの地の豊かな文化を十分に味わうことができた。
角館で忘れていけないのが稲庭うどん。
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