刑事フォルト以来の傑作ミステリードラマが始まっています。

BSプレミアムで毎週土曜日の午後4時の時間帯です。

刑事モース「オックスフォード事件簿」と題したこのドラマ、

只者ではありません。

 

そこで、早速、皆さんにご紹介しようと思ったら・・・

もうすでに圧倒的なファンの皆さんが、

あちこちで素晴らしいコメントをブログしていますので、

残念ですが、刑事モースについてはこのくらいにしましょう。

 

 

【ストーリー1】

 

彼の生家は九十九里平野の小さな村にありました。

決して裕福な家ではありませんでしたが、いわゆる、その村の地主の分家に生まれたのです。

 

戦後の農地改革で大きく田畑は減らされ、小作人に分け与えられてしまったことを彼の親は、戦後70年経った今でも恨んではいましたがそれでもなお、彼と彼の一族はその土地の地主階級であり、

周りの農家と比べれば資産や収入の面で多少は恵まれた生活をしていました。

 

そんな彼のことを、ここでは日出男と呼ぶことにしましょう。

 

 

日出男は子どもの頃から、自分自身を何故か客観的に見る癖と言いましょうか

習性とでも言えそうな性格をしていたようです。

 

日出男が小学生だったある日、両親と弟と4人で車で外食に行くときです。

 

彼は車の窓から彼の同級生である文明という少年が、田んぼで親と共に働いている姿を見ていたのです。

 

「なぜ、同じ人間なのに、自分はこれから外食に行けるのに、彼はこんあ夕方まで泥まみれで働いているのか?」

 

「自分はこんなことしていて良いのだろうか?」

 

【次回に続く】