昨年(2016年)2月に
「丸山珠代という大臣」についての私見を述べましたが
最近の政治の動きをみていると、今のうちに言っておきたいことがあります。
それは「稲田朋美という大臣」についてです。
何故ならば、早くしないと、
南スーダンのPKO部隊撤収に関する日報問題か
内閣改造により
来月(8月)に稲田防衛大臣がいなくなることが確実であり、
いなくなれば、あっと言う間に私たちは、かの大臣のことを忘れてしまうからです。
稲田氏の決定的な失言は、今年6月にあった東京都議会選挙の応援演説で、
「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と発言したことです。
「防衛省・自衛隊の政治利用だ」との批判を浴びて撤回したが、
記者会見で「誤解を招きかねない発言であったことから撤回し、またおわび申し上げているところでございます」と「誤解」という言葉を35回も使って釈明した。
「自分は間違っていない」という子供じみた言い訳は、森友問題でもみられた。
稲田氏は、「籠池氏の事件を受任したこともない」「裁判を行ったこともない」と、事件とは無関係であることを主張していたが、大阪地裁の出廷記録が報道されたのを受けて一転、前言を撤回した。
極めつけは「私の記憶に基づいた答弁であり、虚偽の答弁をしたという認識はない」と開き直ったことである。
「記憶」という言葉を持ち出せば、事実に反していても問題ないというのだ。
一連の流れを見ていると、かつて私が「丸川珠代」について書いたことと全く同じ過ちを繰り返してることが分かります。
何故、かの議員たちは、私たち国民を馬鹿にするのか。
見え透いた嘘(虚偽)や隠蔽、言い訳、開き直りが出来るのか。
世間の一般常識では絶対に認められない破廉恥なことができるのか?
最後に昨年の私の意見を再び述べたいと思います。
『「政治家たるもの自分の発言には徹底的に責任を持っていただきたい。なぜならば、それが政治家の政治家たる所以だからです。
歴史的に有名な吉田茂の「バカヤロー解散」ですが・・・
吉田首相が
「バカヤローと言った記憶はありません」
次の段階で
「バカヤローと言う言葉が誤解を与えてしまったかも知れません」
そして、いよいよ追い詰められて、最後に
「バカヤロー発言を撤回いたします」
「深く反省し、これからの政務に全力で取り組むことで責任を果たしたいと思います」と言ったなら
解散は無かったかも知れませんし
日本の歴史が変わっていたかも知れませんね。』
最後に稲田防衛大臣の功罪についてですが、
自民党現執行部のおごり体質を私たちに分かり易く証明してくれたことと
政治家の発言に対する、私たち国民の「聞く力」を鍛えてくれたことではないでしょうか。
これは、最近数年間における「きな臭い政治」から
私たち国民を救い、日本における民主主義、
平和主義、国民主権の政治の進展に、大きく貢献する結果となるかもしれません。
稲田防衛大臣は私たちの平和な日本を悪魔の誘惑から救ってくれた女神だったかも知れません。



