「いじめ」についての考察のラストになりました。

 

「いじめ」に遭ってしまったときの対処方法は3つあります。

「闘う」 「耐える」 「逃げる」です。

 

すでに亡くなられた方で「平成の鬼平」と言われた

中坊公平弁護士さんが、生前、インタビューで話していたことですが・・・

 

『私は子どもの頃、大変ないじめに遭っていた。

ある日、私は決心して「いじめ」の中心にいた子と喧嘩をすることにしたのです。

手は身体も大きく負けることは分かっていたが挑戦したのです。

最初、一方的に殴られていたのですが、思わず私はいじめっ子の指に噛みついた。

そして、どんなに殴られても離さなかった。血が吹き出て、指がちぎれてしまう程の強さだったと思う』

 

喧嘩の勝敗は決まりました。

 

いじめっ子は泣いて謝ったそうです。

そして二度といじめられることはなった。

ほかの悪ガキ達も、

それ以降、中坊少年に手を出すことは無かった。

「あいつは怒ると怖いぞ」と言うことでしょう。

 

この経験から中坊さんは人生の生き方を学びました。

「本気で相手に立ち向かっていけば、勝てないものはない」

ということを。

中坊弁護士が、その後どのような仕事をしたかは省略します。

 

しかし、この方法は大変な勇気が必要であると共に、結果については大きな賭けであると言えます。

 

私を含め多くの人が選ぶ方法は

「耐える」 「逃げる」ではないでしょうか

 

「耐える」 

どんなにつらい状況も時間が経てば必ず変化することを私たちは知っています。

「諸行無常」とは

「今が、たとえ極楽でも地獄でも、永遠にこの状況が続くことは絶対に無い」と言う意味であって、これは真実です。

 

耐えることはつらいことですが、「朝の来ない夜は無い」

「やまない雨は無い」と信じて、

じっと耐えることは、決してあなたの将来のマイナスにならない。

 

むしろ今の経験が将来のあなたにとって役に立つことは

多くの先人たちの事例が証明しているのです。

 

「キムタク」だって「レディ・ガガ」だって「内藤大助」だって

「故 永六輔さん」「故 中坊弁護士さん」だって、

みんな酷い「いじめ」に遭っていて、

その経験をバネにして成功したことを知って欲しい。

 

「逃げる」

「逃げる」という選択は、実は「闘う」と同じなのです。

 

「三十六計逃げるに如かず」

「いじめ」との戦いに際し、勝つ為の戦略は36通りも有るが、

最高の戦略は逃げること。

 

耐えることが「時間」を味方にすることならば、

逃げることは「時間と空間」を味方にすることかも知れない。

 

いじめられている場所からさっさと逃げましょう。

そこが公園だったり、河川敷きだったり、教室だったり、

職場だったりしたら、とりあえずその場所から逃げる。

 

相手は、今、変なホルモンによって野獣、狂犬に

なってしまっているのですから。

 

学校でいじめられたなら転校すればよい。

職場でいじめられたなら異動するか転職すればよい。

引越しだって選択肢の一つです。

 

人生は長いのです。

「三十六計逃げるに如かず」逃げるが勝ちです。

 

逃げて、逃げて、次の機会を待つ。

「捲土重来」

チャンスがあったら、

いつかそいつに復讐してやろうではないですか。

 

最後に、私のこと。

社会人になり、理不尽で陰湿な「いじめ」に遭い、

悩んだことがありました。

 

耐えて忍んで、仕事のあと、

「いつかいじめが暴力に発展したらやっつけてやろう」と思い、

ボクシングの練習をしていたのですが、

やがてその上司はあっけなく1年後に異動してしまいました。

 

後から聞いた話では、

当時、私を苦しめた上司には、重い心の病があったそうです。

 

そんな上司のために悩み苦しんだ自分が空しいのですが、

その時、必死で習ったボクシングは、

私の生涯の自信となっています。

 

過ぎてしまえば総てが懐かしい思い出です。

 

今、いじめの渦中にいる皆さんに最期に伝えたい言葉。

『つまらん「いじめ」などに負けるな、死ぬな、闘え、耐えろ、それが無理なら逃げてしまえ。そして、捲土重来、いつかそいつをやっつけてやれ』

です。