Leofotoのトラベル(?)三脚買っちゃいました。

 

Leofoto LY-265CF

 

すでに持っているUlanzi&COMAN ZERO Yと同じ、

断面形状がY字(三角)のセンターポールに、

一体型の雲台でコンパクトに収納できるタイプです。

 

元祖はPeakDesignのトラベルトライポッドなので、

3匹目のドジョウと言えそうです(失礼;)

Leofotoからこのタイプが出ていたのは最近知ったのですが、

今年の2月くらいに発売されていたのですね。

 

2匹目のドジョウZERO Yも持ち歩きに理想的な三脚だったんですが、

使っているとちょこちょこ不満点も出てきました。

そこが解決されそうだったので今回Leofotoさんのも買ってみました。
 
Leofoto LY-265CF(左)と、Ulanzi & COMAN ZERO Y
 
収納時はLeofoto 435mm、ZERO Y423mmで、
ZERO Yの方がわずかに短いです(カタログ数値)。
 
身長(センターポール使わず)のカタログ数値は、
Leofoto 1350mm、ZERO Y1327mmでわずかにLeofotoが高くなってましたが、
実際比べてみたらZERO Yの方が数センチ高かったです。
何か測り方が違うんでしょうかね?
 
開脚角度はLeofotoの方が広く、
高くした時の安定感はありそうですが、
もしかしたらLeofotoは開脚してない寸法を測ってるのかも?
 
まぁ、どっちにしても大差ない差です。
 
重さの比較
 
Leofoto 1182g
 
ZERO Y 1130g
 
一体型雲台をつけた状態では、
Leofotoの方が50gほど重くなってますが、
汎用雲台用のセンターポールに付け替えると、、、
 
Leofoto 969g
 
ZERO Y 971g
 
Leofotoの方が2g軽くなりました。
重さの違いは、ほぼ一体型雲台部分にあるようです。
 
雲台部分を比べると見るからにLeofotoがガッチリしています。
 
ZERO Yの不満な点その1はこの一体型雲台でした。
 
レバーやノブが小さくて操作しづらく、
センターポールの上下のロックレバーも固くて指が痛くなるようでした。
 
LeofotoはPeakDesignのものに近い操作性のようですが、
それなりの大きさがあり、回転式のリングは軽快に操作できました。
 
センターポールの上下のロックレバーも軽い力でロックでき、
作りの良さを実感できました。
 
開脚時のロックレバーはZERO Yの方がスムーズだったかも。
Leofotoの方はまだ馴染んでないのか固くてちょっとやりにくかったです。
 
汎用雲台を使う時には台座部分を交換するのですが、
ZERO Yはオプションです。
 
Leofotoは汎用雲台用の台座が最初から付属していて、
頭の部分を差し替えて使う構造です。
 
ZERO Yは別売りオプションでセンターポールごと丸っと交換します。
 
一体型雲台の方は、
センターポールの下部についた荷物掛けフックに仕込まれた工具で、
ポールを分割してローアングルに対応できますが、
汎用型雲台用のセンターポールは分割できないので、
汎用型雲台を使った時にはローアングルができません。
 
Leofotoでは汎用雲台でも↓こういうことができますが、
ZERO Yで汎用雲台を使った時にはできなかったのです;
 
そのことは前にも書きましたが、地味に不満でした。
分割する工具が荷物掛けフックに仕込まれているのは、
無くしたり忘れたりしない良いアイデアだと思いましたが。
Leofotoのは六角レンチが必要です。
 
足の伸縮は両方ともレバー式
 
個人的にLeofotoにはノブ式にしてほしかった〜!
好みなんでアレですけど、
他のLeofoto三脚はみんなノブ式だし、そっちに合わせてほしかったなぁ。
レバー式って指が痛くなるんですよね;
(レバー式が良い!って人もいるので人それぞれってことで。)
 
それとケース。
 
あえてこのキツキツのケースを真似しなくても、
Leofotoが前から付けてる付属品入れがサイドについてて、
ジッパーも大きく開くタイプの方が、使いやすかったと思うんですよね。
 
***
 
Leofotoは流石に3匹目だけあって、
前2機種のいいとこ取りした感じがしました。
(PeakDesignの一体型雲台はセンターポールを少し上げないと
角度が調整できないそうです。
ZERO YとLeofotoのはそのままで角度が調整できるようになってます)
 
PeakDesignは使ったことがないので、
ZERO Yとの比較になりますが、
Leofotoの方が約2万円高いだけあって造りもしっかりしていて、
ZERO Yの弱点をうまく改善している感じはしました。
あえていうなら「Leofotoらしさ」も出してほしかったなぁと思います。
(あ、カラーバリエーションがそれか?。。。)
 
一体型雲台の出来もいいので、
これならわざわざ別の雲台に付け替えなくてもいいかなぁとも思いました。
 
ZERO YはLeofotoに比べると操作性や剛性感に物足りなさを感じますが、
ZERO Yの方が優っている部分もあり、
安くカーボントラベル三脚が欲しい方には
良い選択肢の一つになるのではないでしょうか。