作ったといっても今回のはパーツを組み合わせただけですけど。
 
CANON EOS R5 + RF24-105mm F4 L IS USM
1/60s f/4.5 ISO160 50mm
 
発端はFENDER NOCASTERのボディが少し重く感じてきたので、
軽量とレリック加工で有名なMJTのボディを入手したことからでした。
 
※レリックというのは経年変化を再現した加工のこと。
ダメージジーンズみたいな感じでしょうか。
FENDER系はレリック(Relic)、GIBSON系はエイジド(Aged)と呼ばれることが多いです。
 
上:FENDER CUSTOM SHOP '51 NOCASTER RELIC
下:MJT VTTボディ
CANON EOS R6 + RF24-105mm F4 L IS USM + 600EX-RT
1/80s f/11.0 ISO1600 45mm
 
そしてボディを交換したら、かなり軽量(3.7kg→3.1kg)になりましたが、
音はもともとの方が好みだったような。。。
MJTも悪くはないのですが、音も軽くなった感じ。
 
そこでNOCASTERのボディは変えずに、
中途半端に5弦ギターの改造をしていたのもやめて完全ノーマル仕様に戻し、
MJTのボディでキースの5弦ギター『MICAWBERを完全再現』してみようと思い立ちました。
 
MICAWBER(ミカウバー)っていうのは、
キースのトレードマークである5弦テレキャスターの愛称です。
ちなみにナチュラル仕様のものはMALCOLM(マルコム)です。
 
そして出来上がったのがこちら↓

CANON EOS R5 + RF24-105mm F4 L IS USM(以下同じ)

1/60s f/4.5 ISO1600 37mm
 
ピックアップはリアがFENDER NOCASTER Pickup。
フロントがDUNCANのSH1:59の4芯仕様。
(FENDERとDUNCANでは位相が違うので4芯でないと逆位相になってしまいます)

1/60s f/4.5 ISO2500 40mm

 
NOCASTERではもったいなくてボディの加工はできずに、
フロントハムバッキングはダミーでしたが、
こちらでは惜しげも無くハムバッキング用のザグリを開けました。
(実はザグリでちょっと失敗;見えないからまいっか笑;)
 
配線はNOCASTERと同じ最初期の配線にしたので、
フロントとリアのブレンドの強弱が可能です。これが微妙に使いやすいのね♪
「TONEはいらない!」って人にはオススメです。
 
1/60s f/4.5 ISO1250 39mm
 
凄まじいレリック加工。
位置がちょっと微妙な気もするが。。。
1/60s f/4.5 ISO2000 39mm
 
ネックはMUSIKRAFTのレリックネックをメルカリで購入。
細いネック(自分は太めが好み)でしたが、ルックス重視で(^^;)
(指板の劣化の再現がここまで本物っぽいのはなかなかない。)
MJTのボディとも違和感なく馴染みました。
1/80s f/4.5 ISO1600 40mm
 
ペグもSPERZELのロックペグに変えました。
 
ペグも含め、ブリッジ、フロントハムバッキングなどの重量増加、
ネックの重量減があり、総重量は約3.25kgになりました。
軽すぎるとヘッド落ちしてしまうので、イイところかも。
 
そしてNOCASTERをノーマル仕様に戻したので、
TOKAIのテレキャスはドナドナすることにしました。
今回の製作費用の足しに。
 
ということで1本増えましたが1本減りました。
 

 

試奏動画です。