今問題になっている食中毒腸管出血性大腸菌は、特に牛の糞便に寄生している菌で 間接的に二次感染された食品からの感染発症が多いのだが、低温管理、加熱調理75℃1分間以上の加熱で殺菌出来る。


今回の問題は、生食用肉を提供しているにも関わらず、店側も卸業者もプロ意識が欠けていたと言う事だろう。

マスコミによると、卸業者は肉と内蔵の処理を同じ作業台の上で (行程は最後が内蔵だった様だがそう言う問題ではない。)行い、店側は肉のトリミングをせず歩留まり率の追求、生食用肉を真空パックから出して提供後、余った肉を冷蔵庫保存、翌日も加熱用に回さず、生食用としてトリミングもせず提供していたと言う。少しでも衛生管理に携わり 食を提供している者ならこのような事は絶対しない。

ましてや店側は生食肉を扱っているにも関わらず、自主検査も省いてしまっていた。

悔やまれるのは、そこにプロの調理人がいればこんな事にはならなかったであろうと言う事。いや調理作業従事者はいたが、本当の衛生管理者がいなかったと言う事だろう。

また、保健所の衛生管理体制にも問題はある。現行法では調理師免許保持者がいなくても飲食店は開業出来る。衛生管理責任者講習受講者は必要だが ゆるい講習会事態にも疑問はある。

しかし聞けば聞くほど今回の事故は防げたであろう事故である、いや違うな起こるべくして起こった事故か。


私も食に携わる人間として身の引き締まる思いである。

亡くなられた方には心よりご冥福をお祈りする。



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