私は,体育,家庭,総合的な学習の時間などの教科では,振り返りの場面において学習カードを用いています。その良さは,3つあります。

 

 

 

 

①児童に学習の見通しを持たせる。

 

②学習評価を明示する。

 

③教師が学習評価を見取ることに学習カードを活用できる。

 

 

 

 

 

 

①の学習の見通しを持たせることは,児童が,その単元が今後何時間あって,どのような学習活動を行うかを分かるようになります。そのため,「今日は○○ができた。次の時間は~ができればいいんだ。」「早く次の学習がしたい。」という主体的に学習に取り組む,見通しを持った児童の姿が見られるようになります。

 

②の学習評価を明示することは,児童が,第何時にどのような力を身に付ければよいのかを分かるようになります。そして,学習カードの下に学習評価が書いてあることで,本時は何について振り返るかが児童に伝わります。

 

③の教師が学習カードで学習評価を見取ることは,体育や家庭科などのいわゆる技能教科に効果的に働きます。技能教科は,どうしても観察で学習評価を見取ることが多くなります。しかし,「思考・判断・表現」や「主体的に学習に取り組む態度」などは,どうしても観察で見取れない場面が出てきます。それらの学習課題は,学習カードへの記述で見取ることができます。

 

 

 

国語,算数,理科,社会などの学習は,児童が教科書を見れば単元の見通しを持つことができます。また,主な学習活動でノートへ自分の考えを書いたり,振り返りをノートへ記述したりすれば学習評価を見取ることができます。しかし,技能教科は,指導計画を自分で作成することが特に重要になってきます。したがって,教師が作成した指導計画を児童と共有することができる学習カードはとても有効であると考えます。

 

 

 

 

先行実践・参考文献

なし