画用紙に水彩&色えんぴつで色付け。
メッセージは筆ペン。
満開の桜が、風に吹かれて散っていくのを見て描いたもの。
美しいのに、なぜか切ない。
儚いのに、とても力強い。
人もまばらな公園。
花見をする人は少ない。
いつもの陽気な雰囲気はもちろん好きだが、
人が少ない静かな桜も、これはこれでいいものだ。
どうでもいい事を考えながら、ふらふらと散歩をしていた。
そんな、すかすかの思考の隙間。
びゅうと風が吹きつけて、目の前の桜から花びらが降り注ぐ。
思わずはっと息がとまる。
『今日死ぬとしたら、おまえはその生き方でいいのかい?』
桜にそう言われた気がした。
数日で散ってしまう桜は、今日という日を一生懸命に咲き誇っている。
おれも今日を懸命に生きねば。
もし今日が人生の最期だとしたら、やれることはやっておかねば。
大切な人に感謝の言葉を伝えたり。
愛する人にプレゼントをしたり。
ケンカしていた人と仲直りしたり。
やらねばならぬ事を先延ばしにせず、
やりたかった事を思い切ってやってみる。
『今日という日を大切に生きなさい』
そう教えられたような気がした。
