離職率ってやっぱり気になりますか? 前編 | 千代田区で働くエージェントのブログ

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某転職エージェントに勤務する会社員であり、家庭では1児の娘を持つ
父親でもあります。
就職・転職や女性の永久就職(結婚)に関して日々感じることをブログに
綴っていきたいと思います。

今日は、候補者の方との面談の際に企業の紹介を行うと

非常に多い「離職率はどのくらいですか?」とよく質問

されますので、「離職率」について書いていきたいと

思います。



離職率というと恐らくイメージにあるのが、ブラック企業

=「離職率が非常に高く、就業環境も悪い」ということ

ではないでしょうか。

しかし、離職率が高い企業がすべてブラック企業では

ありません。




そもそもの話になってしまいますが、新卒採用を行って

いて、離職率が非常に低い安定した企業は、基本的に

ほとんど中途採用を行いません。

なぜなら新卒採用でとった人達が会社に定着しているため

外から採用する必要がないからです。

非常に当たり前の話です。

逆に言えば、中途採用を行っている企業は、基本的には

辞める人がいるから採用するわけです。

まず、転職活動をして新しい企業に就職したいのであれば

この前提を理解しなければいけません。

(もちろんそういう会社ばかりではないですし、急成長中の

ベンチャー企業で本当に人が足りないということも珍しい

話ではないですから、あくまで一般論です。)





そこで、最初の話に戻るのですが、「離職率は高いですか?」

という質問についてですが、離職率が高いか低いかに絶対的な

基準もありません。

どのくらいであれば、高いのか低いのかはその人が今在職している

企業が判断基準になります。

そのような質問をする方は恐らく、次の転職先が自分に合うのか

長く働くことが可能なのかどうなのかを知りたいと思います。




しかし、このような抽象的な質問では、恐らく自分が望んでいる答えは

返ってくることはないかと思います。

じゃあどのような質問すればよいのかということですが、こちらの件に

ついては、明日のブログでさらに続きを書いていきたいと思います。