さぁ、エンジンの組み立ての続きをしましょう(^^♪
パーツの洗浄、カーボン落とし、パッキン剥ぎ等色々と準備に時間が掛かります。
今回分解したエンジンは1度整備している様で、ピストンやシリンダーは摩耗も無く使える状態!
2ストオイルを塗布して組付けます。
シリンダーのベースガスケットのクランクケース側のみ液体ガスケットを薄~く(液ガスの色が分からない位)塗布しておきます。
これは次回の分解時に取れやすくする為です。
ピストンリングを手で押さえつつシリンダーを挿入
トルクレンチで規定トルクで締め付けします!(2.5kg-m)
RCバルブの下の取り付けはボックス型のトルクレンチが入らないので、
オープンヘッド型のトルクレンチを使って締め付けします。(2.5kg-m)
続いてシリンダーヘッドを取り付けします。
シリンダーヘッドの向きを間違えない様に取り付けて、トルクレンチで規定トルクに締め付け。
(2.2kg-m)
オイルシール類は全て交換しておきます。
取り付ける際に、オイルシール外周に薄~く液体ガスケットを塗れば、指で押し込めます(^^♪
オイルシールのリップ部分には、シリコングリースを塗布しておきます。
クラッチレリーズシャフトを取り付けします。
クラッチレリーズシャフトのセットボルトのガスケットは交換してトルクレンチで締め付け。
(1.0kg-m)
カセットミッションを取り付けしましょう(^^)/
組付ける前に、整備解説書を見て再度確認しておきます。
ここのスプリングは持ち上げて挿入します。
カセットミッションの取付ボルトをトルクレンチで締め付けします。
(1.2kg-m)
続いてミッションオイルポンプを取り付けします!
取付のOリングは新品を使用。
取付ボルトにロックタイトを塗布しておきます。
Oリングにシリコングリスを少量塗布して落ちない様に貼り付けします。
オイルポンプを取り付け、規定トルクで締め付けします。
(0.9kg-m)
クランクギアを取付て、クラッチアウタとセンタを取り付けします。
自作のクラッチセンタホルダーで保持してロックナットをトルクレンチで締め付けます!(8.5kg-m)
その6に続く