《９月収支表》

☆８月結果☆


１７日稼働


＋３２９ｋ



今月もボチボチ頑張ります

悪霊と戦う男vol①

６月某日…





新たなる出会いを求め、人生初のお見合いパーティーに参加した。




参加者は男女合わせて４０名。




まず主催者の挨拶に始まり、男性がテーブルを一つづつ移動。対面する女性と約５分程度、簡単な自己紹介をし、一巡後に第一印象の良かった異性を中間発表的に相手だけにお知らせする。





そう言った内容だった。




私の番号札は“⑥”





一通りの自己紹介を終えた。


残念ながら“どストライク”の女性が居た訳ではなかったが、⑯番の札を付けた常盤貴子似の女性を回答用紙に記入し、中間発表を待った。






プチ自慢に聞こえてしまうかも知れないのだが、返って来た回答用紙には…




①、③、④、⑧、⑪、⑬、⑭、⑮、⑰




こんな時、どんな顔をしたらいいか






ただ残念な事に“僕ご指名”の番号の女性にお話をしたいと思うような方はいらっしゃいませんでした






主催者『え～それではこれからはフリータイムと致します。男性の方も女性の方もご自由にお席を移動して下さい。』





ほんの一瞬の出来事だった。




４人の女性がドッと自分の席の前にやって来たのだ。





常盤貴子とお話したかったのに




ぶっちゃけどうでもいい女性に囲まれ、上の空な会話をしつつ、だんだん気になる貴子ちゃんをチラ見すると、彼女にもワンサカ男性が集まっており、あっという間にフリータイムは終了





最終回答にはダメ元で⑯番と記入し、発表を待った。






主催者『それでは只今より成立カップルを発表致します。


女性の⑤番さん。男性の①番さん。


女性の⑫番さん。男性の⑱番さん。


女性の⑯番さん。男性の⑥番さん。


以上がカップル成立です。おめでとうございます。お名前の上がらなかった方はここでご退席頂きまして…』





～時の経過～






⑥番『まさか自分を書いて下さるなんて…』


⑯番『あのぅ…実は第一印象で⑥番さんを選んだつもりが間違って⑤番さんを書いてしまって…』




話を聞くと⑤番の男性がずっと隣に居てこちらに来る事が出来なかったとの事。




⑯番『⑥番さんも動けそうじゃなかったですよね(笑)』


⑥番『はい(笑)ずっと気になっていたんですけどね。良ければこの後少しお話しませんか？』



頷く⑯番



つづく