- 僕は、だれの真似もしない/前刀 禎明
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今回の学びの書のアウトプットは、
『僕は、だれの真似もしない/著:前刀禎明』
スティーブ・ジョブズに日本を託され、掟破りの方法でアップルを復活させた仕掛け人でもある前刀禎明氏。
誰もやっていない方法で、世の中にインパクトを与える「セルフ・イノベーション法」を学んでいきたいと思う。
●本当の「価値」とは何か?
「価値」とは、ある仕事、ある作業の、本質的な意味や目的を考えることそのもの。
そして「価値」とは、人を喜ばせ感動させることである。
人を感動させる条件は、【五感+イマジネーション】
条件①:自分で想像する余地が残されている事。
→感動させたければ、ユーザーの自発性を促す事。
条件②:理屈が吹き飛ばされる事。
→理屈を吹き飛ばすスイッチは、五感に訴えかける所から始まる。
人の真似をするのではなく、自分の中にある価値を見直す。その価値の見直しこそ感動を生み出す原動力となる。
●セルフ・イノベーションを阻害する8つの要因。
①「会社に行けば給料がもらえる」という前提。
②「社内事情」という幻想に囚われる。
③「技術立国」というプライドに囚われる。
④「現状維持」という安心感に囚われる。
⑤「多様なニーズに応える」という甘え。
⑥「代案、提案なし」の文句をいう。
⑦「雇われている」という感覚に囚われる。
⑧「ロジカルシンキングとマーケティング」に囚われる。
クリエイティブ+自発性で社内事情を吹き飛ばし、現状維持はジリジリ退化である事を自覚する。
多様なニーズに応えても何も価値も生まない。どんなことでも、代案・提案を考えるクセをつける。
●セルフ・イノベーションを起こす11の方法。
セルフ・イノベーションを起こす為には、五感全部で感じ、自分の頭で考え、自発的に行動しする事が大切。
1.暗記型の勉強を拒否する。
2.人の意見、ランキング、トレンドに乗せられない。
3.「惰性」を見つけ、壊す。
4.「平均点」などない。
5.新しいルールを作る。
6.好きなだけ寄り道や遠回りをする。
7.仮説を立てたら突き進む。
8.「行き当たりばったり」で行く。
9.どんな結果も自分が呼び寄せた事として責任を持つ。
10.セルフ・イノベーションには終わりがない事を知る。
11.偉人たちを超えていく意識を持つ。
●感性を磨く7つのトレーニング。
①形を疑う。:三角形を探してみる。
②角度を変えて見る。:クリスマスツリーはどの角度がキレイか。
③別の「何か」をイメージする。:この雲、何に見えるか。
④関連を疑う。:マカロンともう一つは何か。
⑤状況を想像してみる。:ホテルの明かりから何を感じ取るか。
⑥組み合わせる。:このランプ、何と組み合わせると面白いか。
⑦微差に気づく。:見える所の微差にアンテナを張る。
正解かどうかで決めない。
またわからない事があったら、すぐに検索せずに頭を悩ませて考える習慣を持つ。
五感で感じて味わう。自分で体験し、自分の言葉で表現する。そうする事で感性が高いアンテナを身に付ける事ができる。
「人生の時間は少ない。他人の人生を歩んでいる場合じゃない。
自分の心に従え。自分のやりたい事は自分の心に聞け。」
よし、やるぞ!!
ヒデ!!
学びの場と、アウトプットの場に感謝!!