最近始めたギターたけど、当初抱いていた「弾き語りをするカッコイイ自分」と「全然弾けなくて指痛いと連呼する自分」との現実のギャップに発狂しそうなHIDEです。

 

急ですが、最近また新しい子が職場に入ってきました。

彼女はベトナム人で、日本語はそれなりに話せますが、仕事で使うとなると微妙なレベルで、まだまだ学習が必要な段階です。

 

でも彼女は聡明で物覚えも良く、留学経験がないにも関わらず日本語と英語が使えるので、すげーなと個人的に思っております。(ちなみに彼女の大学での専門は経済学)

 

そんな彼女ですが、N1と呼ばれる日本語能力検定1級がないと結構日本で働いていくのは厳しいみたいなんですね。日本て資格好きだしね。で、N1の実力ってどんなもんなのか?軽く調べてみると以下の説明がされております。

 

 

まー簡単にいうと「不自由なく生活できるし、けっこー難しい会話も可能」って感じですね。多分。

 

聞くところによると、日本語学習で難しいのは漢字やカタカナの読み書きだそうで、言われてみると確かに漢字を覚えるのは大変そうだなと感じます。

 

ちなみに、外国語として内容の90%を理解しようとすると、フランス語は2000語、英語は3000語、ドイツ語は5000語、日本語は10000語の語彙数が必要だそうです。日本語ハンパないっす。

 

こっからが本題です。

 

こういった理由で、彼女は会社からN1取得を奨励され、彼女のために日本語研修が行われ、最初は熱心に取り組んでいた彼女も、ある日突然N1取得を延期したいと上司に掛け合っておりました。

 

理由を聞いてみると彼女の口から衝撃的な言葉が返ってきました。

 

「教えてもらっている日本語は使えません」

 

結果にフォーカスが当たり前

 

これを言われた時、初めは頻繁に使わない日本語を覚えても意味ないからやりたくないって意味なのかなと思いました。

 

でもそんな怠惰な理由ではなかったんです。

彼女にとって、

 

N1を取る目標=会社の方針

自分の目標=仕事で成果を出して認められる

 

だったようなのです。

本人曰く、「私の日本語はまだダメだけど、日本語だけやっていても出来ることが増えないし、それでは評価は上がりません」と言ってました。

 

僕は最初、会社がN1取得を推奨しているのなら、取っちゃえば評価上がるじゃん、と考えていました。これこそが僕の盲点だったんです。

 

彼女はさらにこう続けました。

 

「出来ることが増えれば、楽天に行って、そしたらもっと給料あがりますね。使わない日本語を学んでも給料は増えません。日本語はこのまま勉強していきますが、業務で使う日本語だけですね。会社の言ってることだけやっていてもダメです。自分の身は自分で守らないと」

 

衝撃的でした。

同時に僕はやっぱり日本人で、発想が平和ボケしているなと。

 

彼女はそもそも今いる会社での評価ではなく、自分の市場価値を高めたい。N1の実力は必要だけれども、すぐには成果が出るわけじゃないし、今すぐやるべきことではないと判断したわけです。やるなら業務で使う日本語だけにフォーカスすると。

 

今やること = 結果にフォーカス(給料・スキルアップ)= 当たり前のこと

 

これが彼女の答えでした。

 

 

 

あなたの目標設定、間違ってない?

 

今あなたがやっていること

 

それはどこに終着して、そして、そこからどこに向かえるでしょうか?

 

目標が抽象的だと、そのプロセスも抽象的になります。

具体化をする、つまり数値化することで目標のフレームを明確にする。

 

そうすると、ゴールまでの道筋も明確になり、その過程で、何を、いつまでに、どのくらいやらなければいけないのか、ハッキリします。言い訳もできなくなります。

 

そんなの分かってるよ。

 

こういう言葉が頭に浮かんだかもしれません。でも、もしかしたらその目標は自分で思っている以上に抽象的かもしれません。

 

彼女はN1取得を会社の意見と言い切りました。

それは彼女の見据えた先の未来の自分と会社が求める未来の自分が全然違うから。

終着駅が全然違ってたから乗り継ぎ悪いなって気づいたわけです。

 

でもこれを読んでいる人の中には、N1取得=評価上がる=給料アップ、という考えを疑わなかった人がいるんじゃないかなって思います。

 

これって根拠ないですよね。少なくとも彼女より目標設定の根拠がフワッとしてるし、結果にコミットしづらいよなとは思います。

 

今回、彼女から気づかせてもらったこと。

それは、本当の意味での目標の具体化と結果へのフォーカス。

 

今やってること、それは行きたい駅へ向かえそうですか?

 

抽象的な目標を、より具体的な目標へ

 

それではまた

 

 

ーHIDE and Seek ー