1年以上ぶりの更新^^;
気分屋の最低ブログにも関わらず、日頃ペタを下さる方々に感謝しつつ、久々の更新となりました。
さて、本題。
「不毛地帯」と書くと、おそらくミスマジ閣下は「毛のない部分」と素直に解釈すると思われますが、先日始まったフジテレビのドラマですな。
何気に観てたらすっかり次が楽しみになりましたが、最後のエンディング曲でさらにドカンとやられました。
なんと選曲がトムウェイツの「トム・トラバーツ・ブルース(Tom Traubert's Blues)」なんですわ。
これがきかっけで、いろんなこと思い出しました。
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その曲が収録されているこのアルバムは思い入れがありまして、23年前TVで「MERRY X'MAS SHOW '86(※)」を観た時、石橋陵・桑田佳祐・小林克也の3人が「I Wish I Was in New Orleans」を唄ってるのを聴いて、翌日買いに行った記憶があります。
※ '86と'87に2回だけ放送された明石家さんま司会の音楽特番。忌野清志郎が歌う「交響曲第九番」や氷室京介と吉川晃司が「HELP」を歌う等、今となっては完全に伝説になってしまいました。youtubeで観られますよ!)
高3のクリスマスの頃でした。地元の大学に行くか、東京に出るかを迷ってた決断ぎりぎりの時期に、この歌詞の意味を理解した瞬間、上京を決意しました。
その4年後、石橋陵が1990年のARBラストライブでこれを歌いましたが、これを歌う直前のMCで「九州から出たい想いからニューオーリンズを東京に替えて歌っていた・・・」というエピソードがもろに重なりました。
シンプルなメロディは、小学校の校庭で夕方に聞く童謡に似てますが、酒ヤケのしゃがれ声がかなりのインパクトで、どう考えてもおっさんが唄ってるイメージです。後で知った話「Closing Time」は彼が23才の時のレコーディング、「Small Change」は27才だったんですね。驚いた!
ピアノ弾き語りを中心に、静かで穏やかな旋律がなかなかいい味を醸し出してる名盤です。
大人になった今では、肌寒い初冬にウィスキー片手に、つまみなしで一人で嗜むアルバムという印象でしょうか。
ちなみに「Small Change」を買ったその翌日に1stの「Closing Time」を買いましたw BEST盤かと思うほど、どれをとっても名曲揃いです。
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今や住所も本籍も東京に移し、すっかり都民になりました。少しずつ夢を実現している最中!まだまだ追い続けます。
P.S.
このアルバム聴こうとしたら棚に無いではあーりませんか。誰か借りた覚えのある方は返却を名乗り出て下さい!m(u_u)m
せめて、ジャームッシュの「Down By Low」でも観るかな。
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