今さら説明するまでもないのですが、
マルコム・マクラレン(ニューヨークドールズの元マネージャー)が経営するブティック『セックス(ヴィヴィアン・ウエストウッドの服を販売)』の常連客で結成したバンドと言われてますが、グレン・マトロックがお店で働いており、マルコムにバンド結成を勧められたとの説もあります。
しかし、そのグレン・マトロックがビートルズ好きと公言したことでマルコム・マクラレンの勘に障り脱退させられたことで、当時ピストルズファンでジョニーのしかもだったシド・ヴィシャスが加入することに。
個人的には最も音楽的才能の高かったグレン・マトロックの脱退が痛手だったと思ってます。
その後の彼の活動はこちら
http://ameblo.jp/hide0818/entry-10028473258.html
楽器もろくに弾けないシドだったが、ヴィジュアル面でよりパンク的になったことで、徐々にファンを増やし、デビューに至ります。
レコード会社とのすったもんだも有名な話ですが、デビュー後、僅か3ヶ月でジョニーが脱退し、事実上解散となりました。
その後にシドも亡くなります。ちなみに1996年にベースにグレン・マトロックが復帰、再結成も叶いました。
ピストルズの逸話はとにかく多いので、後輩パンクスの後進育成?の為にも、徐々に紹介していく予定です。答えられる内容でしたら質問もどうぞ。
内容として「実」の部分を取り上げる意味で、グレン・マトロック中心の文章を書きましたが、ビジュアルだけでなく、ライフスタイルや哲学的観点でもパンクスの精神論を伝えていくことは可能だと思うので、オッサン世代になった俺たちがその役目を担う必要があるのかも知れない。
今後は「暴力」「ドラッグ」のイメージを払拭させるためにも、「実」という部分でパンクというジャンルを牽引していかなければならないのではないかと考えます。
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1978年6月にリリースされた当時のEP盤。両A面。列車強盗犯ロナルド・ビッグスをフューチャーした''No One Is Innocen''とお馴染みシド・ヴィシャス''MyWay''のカップリングです。プレミアもの!
- セックス・ピストルズ
- 勝手にしやがれ!!
- The Sex Pistols
- The Great Rock 'n' Roll Swindle