「僕自身が決断した事」 | Simple Life

「僕自身が決断した事」

前回のブログ更新の際、こんな僕の為に、応援のコメントなど頂き、本当に感謝しております。




コメント頂きました読者の方々へ、この場をお借りして、御礼申し上げます。




ありがとうございます。




さて今日は、前回のブログから、「僕自身が決断した事」についてお話させて頂きます。




僕は、アパレル業について約6年になります。(バイト時代も含めて)




アパレル関係に携わる前は、大学1年から4年の4月までは、、無○良○でバイトをさせて頂いていました。




大学1年の時、いろいろ面接して頂いたのですが、どこも受からずだった僕。




たまたま行ったのが幸いで、丁度、募集しているのを見て、その日に連絡して後日面接へ。




当時、僕を面接してくれた店長。




僕の将来への道、そして可能性を見出してくれた方です。




面接で、僕は、どこも受からなかった事を話し、質疑応答、今でもハッキリ覚えてます。




そしてその場で採用!




「いつから来れる?明日から大丈夫か?」と言われ、今日からでもと言ったのも、昨日のように感じられます。




そうです。




ここが原点。




ここでは、いろいろと経験させて頂きました。




大学生だった僕に、主に生活・家電用品の担当をさせて頂き、そして他の担当スタッフの補佐など。




売り場のディスプレイ、企画、自転車の組み立てもしてました。自転車の組み立ては男性スタッフは、みんな出来なきゃダメなんで。。。




ここでは大学在学中に迷っていた将来に一筋の光を見つける事ができました。




「将来、何しよう?」「そろそろ就活だしなー。」って考えながら日々模索していた僕の頭の中の霧が一気に晴れました。




「販売職か小売業かアパレル業の道に進もう!」




そう決めた時、ちょうど地元の百貨店の中にある某メンズショップが募集してるよ!って、その募集しているお店と同じフロアに入っているメンズで働いていた大学の先輩から聞いたので、すぐに手渡しで履歴書を渡してきました。




当時は、どこでもいいから経験しなきゃって考えだったので迷わず行きましたね。この時は、とにかく服飾で働きたかったんです。最終的には、僕にとって大好きなブランドであり、ショップになりました!




話を戻しますね。。。面接については後日直ぐにして頂けました。




すでに僕が面接して頂くまでに6人面接していました。(職安からの紹介された方がほとんどでした。)




その6人の中から1人採用との事でした。




ドキドキしながら、何とか受かって欲しい。そう思いながら携帯が鳴るのを待っていました。




すると翌日の夕方、採用との連絡がありました。




履歴書はお店に、いきなり手渡しで持ってくるは、絶対、ここで働きたいだの言っていた僕が受かった事は奇跡です。。。




このお店を運営していた会社が今、僕が勤めている会社です。




今思うと、何か、こういう風に進むように決まっていたようにも思います。




大学4年の5月1日から始まった僕の新たな挑戦。




大学に行きながら、毎日毎日、ファッション関係の本を見て、24時間ファッション漬けでした。




大学の勉強・卒研よりもやってたかもしれません。


店長からは当時、全く結果を残せなかった僕は、毎日のように怒られていました。




仕事中に、「お前やる気あるか??もう帰れ。」とも言われました。




今となっては、僕を育てる為に店長なりに一生懸命だったと思います。


そんな中、結果を出す=信頼を得る。




ここで僕自身、甘ったれてたなと痛感しました。




変な自信があったんだと思います。




謙虚さが足りない。聞く耳を持たなきゃ。




何事に対しても、責任感を持つことの大事さも知りました。




そう思えた日から徐々に、スタッフの方々から信頼して頂けるようになり、最終的に就活もしていましたが、このまま社員になろうと決めました。そう決めたと同時に会社から卒業後、社員として入社して欲しいと言われました。その言葉を聞いた僕は嬉しかったのですが、これは、まだまだ最初の一歩。スタートラインに立てただけだ。ここからが勝負。




入社した日からサブ店長になり、より責任感を持っての日々。




いい日、悪い日、いろんな日がありました。




そして2006年8月15日、社長から、メンズセレクトショップをするという話をされました。




いよいよ始動です。




社長と二人三脚で、準備していきました。




話を聞いた翌月から毎週、徳島~香川を休みの度に行き来しました。




疲れ以上に楽しかった。




仕入れの打ち合わせ、内装、などなど。




当時の僕の入社動機は、「セレクトショップの店長、バイヤーになりたい。」




それが現実になりました。




なんとか準備もでき、2007年4月7日にオープン。




その後、年月が経ち、最初は社長と一緒だったけど、いつしか、僕一人で東京での展示会に行くようになりました。




いろいろブランドを探し、お店の商品・ブランド構成、納期スケジュール、仕入れ、メーカー様とのやり取りなど、ほとんどを任せて頂けるようになりました。それと同時に、たくさんの知り合いもできました。店長兼バイヤー。全て自分の責任になる為、プレッシャーは半端ないですが。それが僕にとって、やりがいであり、楽しみでもあります。




セレクトの運営の仕方が右も左も分からなかった僕を育ててくれた社長。




こんな僕を、今まで以上に精神的にも強くし、成長させてくれました。




この会社に入社して社長、徳島時代の上司、スタッフの方々、お客様に出会っていなければ今のような考えも持てなかったと思います。




他の会社では、こんな短期間で、ここまでの経験はできなかったと思います。




そんな僕を育ててくれた会社を、2010年1月31日で退社する事を決めました。




それが意味する事。




僕が退社=お店を閉店




新人を入れて引き継ぎもできましたが、なかなか見つからず。。。




お店も、2010年1月31日までとなります。




今の会社が嫌だとか、服の仕事が嫌いになった訳ではないです。どちらかと言えば、どんどん好きになってるぐらいです!




今日、お客様の手元に御葉書が届くようにお送りしているので、このタイミングで、こちらのブログにも書くことができるようになりました。遅れてしまった事、本当に、すみません。。。




退社したいと言うのは、かなり社長に言い出すのを悩みました。




けど僕の判断が遅れると会社にも迷惑がかかります。




僕自身、今のお店を約3年やってみて、本当に自分がやりたい事を今年の初め頃から漠然とですがイメージしだし、9月頃には、自分なりにやってみた事が明確になり、このタイミングで次のステップに行こうと決めました。この「やりたい事」はまた改めて書きます。そして今後の進路についても書かせて頂きますので、今日は、すみませんが書くのを控えさせて頂きます。




退社する事に関して、何度も自問自答しました。あと1年ぐらいやってもいいかなとも思いましたし、今の会社でいたら、もっと、いろんな事に挑戦できて、やりがいもあって頑張れると思います。




でも、もっと広い視野で、いろんな事を経験したいとも思いました。その為には、やはり会社に残るわけにはいきません。




これが僕の出した結論です。




後悔はありません。むしろ少しでも後悔するかもって思ったら決断してなかったと思います。




ただ、これからも服飾には関係していくつもりです。僕にとって服飾の仕事は、なくてはならない一部だから。この事も、また改めて書かせて頂きます。




僕に将来の道を開けてくれた大学時代のバイト先の店長、そして僕を更に成長させてくれて、夢への一歩を出させてくれた現在勤めている会社の社長、スタッフの方々には、本当に感謝しています。




そして読者の方々を始め、今まで僕を支えてきてくださった方々、家族や友人のお陰だと思っています。




ありがとうございます!




今回、このブログ書くのに、何度も書き直して、正直、自分でも上手く伝わるように書けているのか不安です。。。




文章は本当に難しいですね。。。




お店の事、お客様の事を考えると、やっぱり寂しいです。




でも僕が元気に笑顔でいないとダメだと思います。




これから今まで以上に残りの約1ヶ月半、元気に頑張って接客しますよ!!!




だって僕の仕事は、たくさんのお客様に服を着る、オシャレする楽しみを提案する仕事ですから!


この服を着て、早く出掛けたい。彼女や彼氏とデートしたいなど。


こんな風に、洋服を着る喜びを知って頂く役割があります。


洋服を着て笑顔になって頂けるように、一人一人のお客様に対して、親身に考え、自分自身に出来る限りのアドバイスするのが僕ら役割でもあります。


セレクトショップなら各デザイナーさんの考えやイメージを伝える役割も担います。




「また来ます。」「この前の服、良かったです!」


その言葉や笑顔に、僕は沢山、元気をもらってきまし。だから、尚更、頑張らなきゃなんです!


これから先、何があっても、支えてくれている人が自分の周りにいる限り、前を向いて進んでいきます。




長くなってしまいましたが、こんな僕のブログを最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。




「これからの僕自身の事」については、また後日、書かせて頂きます。