私が19歳で東京に就職したとき
バブルが少しずつ大きくなってきていた
あのポケベル📟️の時代でした
私は20歳
彼は6歳
出会えるわけないし
会社の下請けの彼C君と
付き合うようになった
毎日 仕事で私と彼は
電話していた
声は毎日聞いていたけど
ご飯食べようと
会ったその日にお互い好きになった
東京駅で毎朝 お弁当を渡し
彼は下請けの会社に出勤
彼は大卒
毎日 マーチングバンドの練習で
夜は会えない代わりに
朝 会った
土日も練習だったり 大会だったり
何かのパレード出てたり
忙しい彼
あの頃は携帯なんてなかったから
彼の練習が終わって
家に電話きても
私はほとんど居ない
だってほとんどまっすぐ帰らない
あの頃は
メッシー君がいたり
会社の上司や同僚や先輩やら
と食事してたから
毎日 まっすぐに帰ることは
まずなかった…
メッシー君?
は 隣のビルの人で
よくウチの会社に来て
ご飯を一緒に食べるだけでいいから
お願いします
と…
そんなご飯を一緒に食べるだけ
というなんか変な関係
しかも毎回プレゼント付き
やっぱりバブルだったのか?
先輩は株が儲かった時や
上司も営業だから経費で落ちるのか
高級ご飯をよくおごってもらえた
もちろん
同僚は割りかん 飲み食べ放題
貸し切りディスコ だったり
ディスコ多すぎで
貸し切りみたいになってただけだけど
まだマハラジャは出てないとき
とうとうまっすぐ家に帰らない私に
浮気してるんじゃないかと…
元カノに相談したと
で…キスした
と
マーチングバンドで会えないし
私はひとり毎日まっすぐ帰れば良かったの?
C君を好きだった
別れようと言われて
3日間ご飯が喉を通らなかった
ただこのC君と付きあって
Cの大学に行った
その大学が今の彼の家のすぐ近くだった
6歳の彼の近くまで行ってた私