夢をなくしたヒト | 風見鶏

夢をなくしたヒト

ボクの彼女だった人。

夢は住宅設計をすること。

自分の望む道へといった。

ボクと彼女が一緒だったころ。

彼女はある個人住宅の設計に携わることができた。

「あそこにわたしの建てた家があるんだよ」

そんなこと、うれしそうに言ってたっけ。

そんな彼女、ボクの自慢でもあり、うらやましくもあり、ボクの焦りにもなり。


別れて、ずいぶんたったね。

ひさしぶりに、彼女と話したとき、気がついちゃった。

住宅設計、どこか他人事の様で。

あきらめのような。

そこには夢がなかったよ。


いい人と出会ったんでしょ。

やっぱ、気がついてほしいな。

もう一度夢みてよ。