皆様お疲れ様です。
先日の記事
こちらの続きになります。
まだお読みになってない方は
読んでからの方がいいかもです。
かかりつけの先生から
私と次男の心電図検査をさせてほしい。
そう申し出があってから
正直毎日ソワソワしていました。
本当ならすぐにでも
検査に行きたかったのですが
仕事の都合などでなかなか合わず
連絡をもらった週ではなく
その次の週に病院へ行こうと
考えていました。
検査自体は
そんなに時間はかからないかもしれませんが
念の為次男は学校を休ませようと思っていて
奥さんには
「来週検査行ってくるから」と
伝えてありました。
それを何故か奥さんは
「今週」と勘違いしており
明日病院行くんでしょ?って
夜突然聞いてきたのですが
私はもちろん仕事なので
急遽奥さんが次男を病院へ
連れて行くことになりました。
当日は結構仕事が忙しくて
時々「次男どうだったかな?」
なんて思いながらも
何時に病院へ行くか分からなかったので
「まだ行ってないのかな?」とか
考えているうちに時間はどんどん過ぎ
気が付けば夜。
奥さんからは連絡が無かったので
きっと大丈夫だったんだろう、と
そう思って家に帰る事にしました。
家に帰って私は奥さんに
次男の事を聞きました。
すると大丈夫だったよ、と
教科書みたいな波形だって褒められたと
言っていて、心から安心しました。
あーーー、良かったーーーー!
全身の力が抜けるかと思いました。
たしかに今回はただの心電図検査で
精密な検査をした訳じゃないけど
言い出したらキリが無いし
教科書みたいな波形の次男を
更に精密検査に行かせるという事は
必要ないと先生の判断だったので
とりあえずはそれでいいのかな
そうは思ったのですが
実は先日に
長男の死亡検案書を見てから
少し思っている事があったんです。
もちろんこれは素人の浅い考察で
医学的知識は皆無
情報はネットの中のみ
だから信頼度ゼロと言えばゼロなんだけど
どうしても自分の中で
次男の心臓に異常がある事を否定したくて
死亡検案書とネットの情報
あとは当時の記憶
これを総動員して
自分なりに考えていたんてす。
それで私が一番気になっていたのは
当時長男が亡くなる前日の朝方に
「心臓が痛かった」と言っていた事
この言葉がずっと心に引っかかっていて
これって不整脈というよりは
心筋梗塞とかそっち系なんじゃないか
そんな事を思っていたんです。
急性心機能不全症って
すごくふわっとした表現で
直接の死因という感じではないから
検案の先生も特定が難しかったのかな?
なんて思ってはいたんですけど
今回、次男が一応「問題無し」となった事で
やっぱり長男はそうだったんじゃないかと
思うようになりました。
長男の死因については
少しぼやっとしてしまいましたが
長男が亡くなった直後から今までずっと
あの時に言っていた
「心臓が痛かった」という言葉
この言葉を十字架のように
私は背負い続けてきました。
もしもあの時異変に気付いていたら
もっと長男の声に耳を傾けていたら
もっと長男の事を心配していたら
あの日私は自分の事ばかり考えてて
長男の事は全く頭になく1日を過ごしていた。
2日前から熱を出して体調を崩していたが
だいぶ良くなってきてて
明日から仕事行けよ!
なんて言ったりしていたのに
仕事どころかベッドからも起きて来なかった
「○○が死んでる」
「早く帰ってきて」
そういうLINEが家族全員から来てたけど
全然気付かなくて
その事実を知ったのは一番最後
最後に会話した言葉も覚えてない
前日もいつも通り
長男がだる絡みしてきたので
適当に相手したりしてしまって
本当に後悔した。
長男の死を聞いて
一番最初に出た言葉は
「もっと話せばよかった」だった。
そんな私の十字架
本当は思い出したくもない。
でもその記憶が次男の心電図検査結果を
裏付ける根拠となった気がした。
本当に皮肉なものだと思った。
死んだ理由が生きる希望になるんだから…
そして次は私の番
これで決着をつけられる。
私は毎日長男にお願いしてる
「みんなを守ってくれ」って。
辛かった記憶すら
家族を守ってくれるんだから
本当に長男はすげーなー
まったく敵わないや……
これからも守ってくれな、長男!
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
はじめましての方へ
よろしかったら
こちらもお読みいただけますと幸いです。
私の新しい人生の出発点です
どうぞよろしくお願いいたします。