皆様お疲れ様です
ちょうど1年くらい前
義祖母が亡くなりました。
90歳を超えており
いわゆる大往生でした。
私自身は結婚式とその後少し
関わりがあったくらいでした。
子供たちにはひいおばあちゃんにあたるため
家族全員でお通夜に向かう道中の出来事。
ちょうどこのブログを書いている日が
ハロウィンだったので
何故か急に思い出しました。
大した話ではないのですが
せっかく思い出したので
書いてみようと思います。
次男は当時小学生だったので
小学校の制服を着ていましたが
長男、娘、私、奥さん は
当然ながら喪服を着ていました。
車を葬儀場へ向けて走らせていた時
長男が言い出したんです。
俺ら
めっちゃチェーンソーマンじゃね?って(笑)
※ご存知無い方もいらっしゃると思うので
簡単にご説明させていただきます。
チェーンソーマンとは現在人気連載中の
マンガでありまして
2022年にはアニメにもなっております。
そしてその中に出てくる主人公達が
黒スーツで悪魔と戦うんですね。
その黒スーツと私達が着ている喪服
これが同じだと
長男が言い出したわけです。
私も「まぁ、確かに」と思いつつも
若者にかかれば喪服もコスプレかよ、と
まー最近の子は……
なんて思っていたんですね(笑)
娘達女性陣はもちろん
黒スーツではありませんが
娘も次男も「ホントだ!」なんて言って
大盛り上がり!
ここから完全にひでゆう家恒例の
「悪ノリタイム」が始まりました(笑)
チェーンソーマンとは
いきなりもう関係ないんですけど
「サングラスない?」なんて言い始め
長男が
皆でサングラスかけよーぜ!
みたいな意味不明なノリ(笑)
そしてガサゴソ漁ると出るわ出るわサングラス
なんで車にこんなにあるんだよ(笑)って
いうくらいサングラスがあったんですが
まともにかけられるサングラスは4つ
私達は5人家族
1つ足りません。
すると長男
「俺これかける!」って言って
手に取ったのは、車に飾ってあった
アヒル隊長サングラスバージョンの
サングラス
マジで全長2cmくらいしかない(笑)
それを器用に鼻の上にちょこんと乗せている
車内は大爆笑
見てください、このくだらなさ!
とりあえず何故か
真剣な顔で撮ろうぜ!ってなって
写真撮影(笑)
長男はめちゃくちゃ真顔だけど
後ろの娘はめちゃくちゃ笑いこらえてます。
本当は横に私達もいるんですけど
そこは割愛させていただきました(笑)
そしてそのままノリノリのテンションで
ひいおばあちゃんの元へ
サングラスは外していけよ、と言ったのに
一番ヤバいサングラスをかけた
肝心の長男が忘れ
義姉に怒られるというね
今となっては懐かしいけど
あれからもう1年か、というのと
まだ1年前なのかという不思議な感覚。
本当ならひいおばあちゃんの一周忌だねって
言っていたんだろうけど
まさかの事態に心ここに在らず。
そしてまだ1年前はアイツも生きてたんだなぁ
なんて思えるんだけど
これが2年、3年となったなら
どんな感情になるんだろう?なんて
記憶は遠のくのに
会うのは近づいてるという
これもまた不思議。
そして記憶は薄れつつも
データとしての長男は沢山残っていて
写真も動画もいつでも見る事が出来る。
あの日の瞬間が
鮮度100%で再生される
良い時代になったものだと思う反面
これが逆に私のグリーフを
長引かせているのかも
なんて思ったりもする。
昔の人は記憶や胸の中だけで
グリーフケアしてきたんだから
凄いとしか言いようがない。
でも、無いからこそ
故人を緩やかに忘れ
日常に戻れるのではないか
みたいな事も思う。
特に昔は戦争があったり
治安が悪かっただろうから
いつまでも泣いていられないとか
そういう事もあったのかもしれない。
だから今はやっぱり良い時代なのかな
ずーっと大切な人の思い出に浸れる
泣きたいだけ泣いて前を向く事が出来る。
No rain, No rainbow
私達はいつか必ず虹を見る事が出来る
それだけの涙を流してきたのだから
虹が見えないわけはない
だから安心して泣いてもいいのかなって思う。
私達の幸せは担保されているんだ
そう信じて生きていこう。
こんな世界でも
悪い事ばかりじゃないって
思わせて欲しい。
いつも写真なんでたまには動画で(笑)
もっと良い天気の日にも撮ってみますね!
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
はじめましての方へ
よろしかったら
こちらもお読みいただけますと幸いです。
私の新しい人生の出発点です
どうぞよろしくお願いいたします。