皆様お疲れ様です。



今回は私の父の話しでも

書いてみようかと思います。



私の父といえば

孫である次男に

1泊1000円の小遣いをあげると

約束したという話が

最近ありましたね。



そのくらいでしか登場してませんが

先日久しぶりに父とゆっくり話したので

書いてみたくなりました。




まず私の父は御歳77歳

現役バリバリで働いております。



若い頃はロックバンドを組んで

一時期はプロとしても活動していた

らしいのですが


バンドで飯は食えん!と

25歳の時に会社を興し


それからは

ラーメン屋

運送会社

訪問販売

レストラン…etc


様々な事業をはじめてみて

雲行き怪しくなれば

新しい事業に変え


今はとある事業で

30年以上続けております。



そんな父がちょっとぶっ飛んでて(笑)





まず

オシャレへの気遣いがヤバい爆笑


そもそもロックバンドを

組んでいたくらいなので服装が若い!(笑)



私、芸能人以外で

あんな格好してる77歳見た事ないですキョロキョロ



とはいえ普通にカジュアルな服装ですけど

これは私でも着れないなーみたいな服を

堂々と着ています(笑)



写真が無いのが残念ですグラサン



そして脱毛器で脱毛しています

腕とかツルッツルです(笑)



そんな父のオシャレ

面白エピソードがありまして……



10年くらい前に

私の母方の祖母が亡くなったのですが


その時の出来事なんですけどね



斎場で祖母の収骨の時

私、父、叔母の3人で

収骨の順番を待つために並んでたんですけど



急に叔母が

肩を揺らして笑いだしました。



どうしたの!?と

叔母を見ると

もう、笑いを堪えきれない様子


そして

お父さん(私の父)のコートのボタンが…

と言いかけ、お腹を押さえて

笑いをどうにか我慢しようとしています。



その時父は

黒いステンカラーコートみたいなやつを

羽織ってたんですけど



コートのボタン?と思って

私は父のコートを覗き込みました。



するとそこには

ほぼ海賊旗のデザインと同じ

ドクロの下に骨が‪2本クロスされた

マークが彫られていました。



叔母は

「葬式にドクロ……」と言って

完全に腹筋崩壊。


私ももう呆れ顔(笑)



でも父は

「いけね、スカル着てきちゃったピンクハート

みたいなてへぺろ状態もやもや



いや、スカルとかオシャレっぽく言えば

許されると思ったか!と総ツッコミ(笑)



でも

ゴーイングマイウェイな父は

そんな皆のツッコミは

全く意に介していませんでしたガーン



そんなロックでファンキーな父、





もちろん

行動もファンキーなんです(笑)



職歴の多さからも分かるかと思いますが

根っからの仕事人間


そして完全なワンマン社長!



外面はめちゃくちゃ良いので

従業員からは好かれているようですが

家ではかなり鬱陶しい存在感(笑)



子供の頃は

ちょっと怖い存在でもありました。



若い頃は武勇伝もそれなりにあったようで(笑)



ここではちょっと書けませんが

やる事も結構ロックでしたグラサン



そんな父の涙を

私は子供の頃ほぼ見た事はありませんでした。



「ほぼ」というのは

今から30年前くらいに

祖父が亡くなったのですが



祖父の葬儀の出棺の時に

一瞬だけ泣いていたのを

子供心に覚えています。



そのくらい涙は見せない父が

長男が亡くなった時は

ずっと、ずーーーっと泣いていました。



「21歳でなくなるなんて…」と

ワンピースの泣き顔みたいに声を上げて



あんな父を見たのは

生まれて初めてでした。



ずっと可愛がってくれていましたからね

跡継ぎの長男で初孫だったので

3人の子供の中でも

特に可愛がっていたようにも見えました。



長男も大きくなってから

時々父の会社を突然尋ねたりして

「じいじ、昼ご飯食べに行こ!」なんて

誘ったりしちゃってました。


ちなみに家から父の会社までは

車でも1時間以上かかる距離です。



そんな距離を

わざわざ会いに来てくれるんですから

可愛くない訳はありませんよね。



長男が会社を訪ねた時の

写真があるんですけど

それがどうやら父の宝物のようです。



それで先日

実家にちょっと行ったんですよ

                     (距離10m(笑))



その時に父が

「本当に人生は何があるかわかんねぇなー」


なんて事をボソッと言ったんです。



なんか私

その一言に父の想いが全て凝縮されてたような

そんなふうに感じました。



たしかに長男は急に亡くなるし

だけど自分は元気だし、みたいな


こんな悲しい事もなんで起きるのか

ボタンの掛け違いのような複雑な気持ち


様々な感情が込められていたように

思いました。



そんな父もまた最近

新しい事業を始めてしまいました(笑)



私は内心反対ですけどねえー



まぁでも、父の人生は父の人生



きっと長男の事もあって

背中を押してくれているのでしょうか



私としてはいつまでも元気でいてくれれれば

それだけで良いです。



あ、あと大赤字もやめて欲しいかな爆笑(笑)



新しい職場の入口には

長男が会社を訪れた時の

宝物の写真が飾ってあるそうです。



そして毎日

「○○、頼むぞー!バイバイ」と

手を振るんだそう。



その姿を想像すると

息子の私としては

なんか泣けてくるんだよなぁ照れ




そんな父に私は



いつまでも元気で


そしてロックでファンキーであれ!と

願っております(笑)




目覚める奈良(貼り残し)


最後までお読みくださり

ありがとうございます。










はじめましての方へ

よろしかったら

こちらもお読みいただけますと幸いです。



私の新しい人生の出発点です

どうぞよろしくお願いいたします。