皆様お疲れ様です

2日間ブログでうだうだ言ってたら

だいぶ楽になりました


皆様からも色々なコメントをいただき

気付きや学びを得られることが出来ました

また温かいお言葉もいただきました

感謝申し上げます。


この度はお騒がせいたしました笑


昨日の記事でも書きましたが

このブログの存在が本当にありがたく

今の自分の心の拠点がここになっています。


息子が亡くなってからの新しい世界線は

まだまだ始まったばかり

七転び八起きで頑張っていきたいです。


…告別式当日になりました

出棺の時の挨拶が全然決まらず

結局出棺前まで書いたり消したりしていました。


この挨拶についてはまた長くなりそうなので

別記事にしようと思います。


告別式もお通夜に続き

同級生の皆さんや先生、会社の方達が

参列してくださいました

もちろん親友4人もいます。


息子と最後のお別れをしたいと

そう思ってくださっている方が

沢山いてくださり息子も幸せ者です

親として嬉しく思いました。


式自体は滞りなく進みました

お焼香の時にまさかの次男が

居眠りしてるという事以外は!笑


おいおい、お兄ちゃんの葬式だぞ!笑

悲しみで項垂れてると

周りの人全員が思ってたら

寝てるだけでした。


兄譲りの大物の予感がしました笑


ご住職の読経が終わり

息子の好きなアジカンが

場内に流れ始めました。


このあとは最後のお別れですと

カーテンで部屋が仕切られ

待機となりました。


しばらくすると館内アナウンスが流れ

カーテンが開きました。


部屋の中央に息子が静かに眠っていました。


棺にはお気に入りの洋服や

息子が好きだった

ラブライブのスウェットやライブタオル他

ジョジョのグッズ色々

みんなで書いた寄書きの色紙に

思い出の写真をいっぱい

あとは同級生が思い思いに

書いてきてくれた手紙が

気付いたら息子の足元にいっぱいありました。


息子の推し色の赤い花をたくさん入れて

みんなが折った

メッセージ入りの折鶴も散りばめて

最後に妹が折った

ハートのメッセージ入り折り紙を

息子のおでこの上にちょんと乗せ

涙で前が見えなくなりながら

抱きしめたり、頬擦りしたり、グータッチしたり

何回も何回も

息子をこの身体に感じました。


息子の好きな物はほぼ全て入れましたが

一緒に着てライブに行った

アジカンのTシャツとタオルは

棺に入れませんでした。


息子が亡くなってすぐに私がポツンと

もうアジカンのライブ行かれねーなーって

呟いたら、それを聞いた小6の弟が

俺がいつか一緒に行ってあげるから

アジカン俺に教えてくれって言ったんです。

涙が止まりませんでした。


その時は勢いで言っただけだったかも

しれませんが、その気持ちが嬉しく

もしも本当に一緒に行くことがあるのなら

このお兄ちゃんのTシャツとタオルは

受け継いでもらおう!


そう思って棺には入れませんでした。


棺の蓋が閉まるまで

「ありがとう」「大好きだよ」

みんなで声を掛けました。


1秒でも長くこの時間を過ごしたい

一瞬でも息子の顔を見ていたい

そう思いましたが

蓋は閉まってしまいました。


最後に棺の前に立ち

ご住職に続いて私達家族と息子が

霊柩車まで移動になります。


一列にならんでご就職が出発の鐘を鳴らした瞬間

息子がアジカンで一番好きだった

「転がる岩 君に朝が降る」が流れました

最後のお別れの時から

ずっと流れないかなと思っていたのですが

流れなく、残念に思っていたところ

最後の最後で流れ

息子のエンディング曲に最高だなと思い

この奇跡に感謝しました。


こうして息子は

大好きな家族

大好きな友達達

大好きな仕事の方達

そして大好きな曲に見送られて旅立ちました。


通夜・告別式にはありがたい事に

約450人の方達に参列していただきました

息子らしい盛大なお葬式だったと思います。


お別れは悲しかったですが

友達みんなでワイワイと思い出話を咲かせたり

息子を偲んでいただいたり

遺影の前でおジャ魔女どれみを踊ったり

息子本人を親友達で囲み

息子が好きだったラブライブの

サイリウムを顔の近くにいっぱい置いて光らせ

今からライブ始まるぞ!ってくらいの

気合い入った写真を撮ってみたり…

少し不謹慎に感じるかもしれませんが

息子がもし生きていたら

絶対に、いいじゃん!やろ!やろ!って

言い出すと思います。


息子ならこうするだろう!っていう

思いつく限りの事を息子の友達と

ゲラゲラ笑いながらやり切った

すごく良いお葬式だったなと

私は思いますし、満足しています。


最後に親友4人には息子の持ち物を

形見分けとしてプレゼントしました

そのうち2つは自分達が息子にあげた

誕生日プレゼントでしたけど笑


誕プレが形見になって返ってきたー!って

喜んでました。


その中のひとつ

親友から貰ってずっとお気に入りだった

ニット帽を今はプレゼントしてくれた本人に

戻す形になりましたが

うちの弟が20歳になったらまたそれを

弟に受け継がせる!って言ってました。


なんともエモい気持ちになり

ありがとうと何度も言いました。


式が終わって、収骨まで終え

家に帰ってきた途端

今まで無反応だったお腹が急に鳴り

無性にお腹が空いてきました。


悲しくてもお腹って空くんだな

なんて思いながらその日は

久しぶりご飯を食べに出かけ

お腹いっぱいになりました。


息子が亡くなってから

お葬式までの話は以上です。

あとはまた細かいエピソードを

書いていきたいと思っています。


最後までお読みくださりありがとうございました!