皆様お疲れ様です。

少しでも気が紛れたらいいな

なんて思いでブログを始めましたが

想像を超えた多くの方に読んでいただいて

心より感謝申し上げます。

アクセス数が多いのか少ないのかは

よく分かりませんが

おかげさまで書くことに張り合いが出ており

日々更新を行っております。


お葬式はベルトコンベア

なんて聞いた事あるのですが

まさにその通りだなと思いました。


こちらの感情は待ったなしで

どんどん進んでいくんですね。


乗り遅れないように必死でついていきました。


打ち合わせをしていく中で一つ

私の中で決意のようなものが芽生えてきました。


家族や友達、同僚など

とにかく人が大好きだった息子のために

出来るだけ多くの方に来ていただき

賑やかに送ってやろう!


ちょうどコロナも

一時よりは収まっていますので

家族葬ではなく普通にお葬式をしてあげて

みんなに見送ってもらおう!と

そう心に決めました。


葬儀屋さんからの提案もあったのですが

息子の身体を

エンバーミングしてもらうことにしました。


これはやって良かったなと

後で思いました。


肌の温もりこそありませんが

身体の柔らかさはありました。


髪を整えお化粧もしてもらったので

本当にそこに寝ているだけの息子の姿に

今にも起きてきそうな感覚になりました。


お気に入りの洋服に着替えさせてもらって

これでいつでもみんなで出掛けられるなって

声をかけました。


親友(A君)含めた息子の友達4人も集まり

息子と対面してもらいました。

みんな辛そうでした。


対面後、話をして

4人にお願いをしました。


「あいつのキャラを考えたら

やっぱりみんなにワイワイ送ってもらたいはずだから、盛大にやろうと思うんだけど協力してほしい」


みんな快く引き受けてくれました。


主にやる事は


・友達関係の連絡係

SNSや友達の友達など

色々駆使してもらいました。


・思い出の写真を展示しようという事になり

そのボード作成

これには妹達も参加し、家族写真と友達写真で

5枚ほど作りました。


・息子のオタ活グッズの選定

息子はアニメが好きで、特にジョジョとラブライブはフィギュアなど大量にありましたので

写真の近くに展示してあげようと思いましたが

私はジョジョは分かるのですが

ラブライブはそこまで詳しくないので

親友達に選定をお願いしました。


その他ポスターやライブタオルなど

色々飾って寂しくないようにしてやろうと

思いました。


あと、A君がとても絵が上手なので

息子の絵を描いて貰うことになりました。

お題は息子と推しキャラのツーショットです!


並行してお寺との打ち合わせもしていたのですが

戒名の○○○○信士の○の部分を

私達で決めても良いと言われました。


戒名に使える漢字と

使えない漢字があるそうですけど

とりあえず案を出しても良いと言うので

「え!?決めていいの!?じゃあ決めるよ!」って

感じになり、決める事にしました。


4文字中2文字は

息子の名前が入れられるということで

2文字は息子の名前にし

残りの2文字を決める事にしました。


1文字目は私が息子から想像した1文字

「愛」を入れようと思いました。

人間大好きな愛情深い息子にピッタリかなと

思いました。


もう1文字をどうしようかと思っていたところ

家の和室を作業部屋にして

連日お手伝いしてくれている息子の友達4人が

目に入り、思い付きました。


「みんなに頼みが一つあるんだけど……」

戒名の1文字を考えてもらうことにしました。


みんな「えぇっ!?」って言ってましたが

しばらく考えて「光栄です!真剣に考えます!」と

言ってくれたので託すことにしました。


次の日の夜A君からLINEがきました

1文字決めました

「舞」がいいと思いますと。


理由はものすごい長文で色々書かれていましたが


息子はライブが大好きなので

舞台の「舞」ということ

友達の中でいつもおちゃらけていて

動きで楽しませるタイプだった事もあり

常に舞っていたの意味で「舞」ですと

書かれていました。


私はみんなが真剣に考えてくれた

「舞」という字が

とても嬉しく思いました。


息子が生まれた時

私が何日もかけて色々調べたりして

生み出した名前に

また新たに私がつけた字と

大好きだった親友達がつけてくれた字

それが一つになってまた新たに

息子の名前なるっていう事が

なんて凄い事なんだろうと思いました。


戒名は愛と舞を入れて貰う事が出来ました。

それに合わせて名前の意味(仏様的な)も

きちんとご住職に考えていただきました。


父ちゃんがお前をお前らしく

必ず盛大に送り出してやるからな!と思い

連日の作業はみんなで楽しく過ごし

それは文化祭の準備のような

熱気で日々が過ぎていきました。


⑤に続きます……

最後までお読みくださりありがとうございます!