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[競馬コラム]落ち着いた流れではSタイプを狙え


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(作成日18/11/01)

Sタイプ(馬タイプ)を狙おう

 馬タイプに関しては少し上のリンク先の解説を読んでもらうと良く分かると思いますが馬にはそれぞれ特徴があります。同じ強さであっても特徴が違うので向き不向きがありますから強い馬がいつも勝てるわけではありません。逆にいえば弱い馬であってもタイプによっては向くケースが出てくるので穴を開けるケースも多くなります。それを表しているのが馬タイプです。


 リンク先に目を通してもらったことを前提にお話ししていきますが、Sタイプの場合は脚を溜めて瞬間的な加速が出来るような馬です。追い出しを我慢しない方がいいのがJタイプだったりGCタイプなのでスローで流れて追い出しを我慢するような展開が濃厚になると瞬間的な加速が出来るSタイプが向いてきます。


 ですのでスローからヨーイドンの競馬になるとSタイプの浮上率が高くなります。


 もちろん、一定以上の指数(能力)があることが軸への条件になりますが、場合によっては指数が低くても穴になることはあるので紐で拾うなどの選択も出来ますから狙って穴を取る事も可能です。


 また、少頭数のレースというのもペース的に流れ辛くなる事もあるのでSタイプに向く事が多くなります。特に逃げ馬が不在のレースなどではその傾向も強くなります。





 予想段階で逃げ馬が不在だったり、スローに落とす逃げをするような馬がいた場合には積極的なs狙いが生きてきます。ここまで考えるのは全然難しくないので誰でもすぐに活用出来ます。特に加速力のいきやすい芝レースの方が有効です。



 天皇賞秋に関しても流れとしては速くありませんでした。馬場が良かったので時計的にはスピードは出ましたが流れとしては決して消耗戦ではなく全体が無理をしていないので追い出してからのキレ味が有効にもなりました。それゆえ、馬券圏内に入った3頭は全てSタイプの馬です。G1の場合は特殊なので考えるのはやや難しいかもしれませんが条件戦であれば逃げ馬が不在だったり頭数が少なかったりするだけでも高指数のSタイプというのは有効です。




 馬タイプの使い方の一つとしてはこういうSタイプ狙いというのは誰でも出来るので即戦力になります。そこに慣れてきたらもっとJタイプやGCタイプを使いこなしたりなども出来るようになってきますからまず馬タイプに慣れたい、馬タイプで当てたいという人はこのようなレースを1日の中から探す作業をしてみるといいでしょう。


 馬の特徴が一目瞭然なのが馬タイプですから、むしろ馬の特徴を分からずに予想することがいかに危険だったかということに気づかされると思います。競馬予想を楽しみながら無駄打ちをせずにピンポイントで狙って行くというのは大事なので馬タイプは積極的に活用して下さい。



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