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..........難しいレースとは何か

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難しいレースを省くだけで的中率も回収率も上がる
 難しいレースは結局蓋を開けてみても難しいのであえてそれを熟考し馬券を買う必要性はありません。これがG1などのお祭り行事ならば楽しむという観点からは割り切りが出来ます。しかし、朝から競馬場に行くなりしてほぼ全レースの馬券を買うとなると的中率も大幅に下がります。もちろん、数を買えば的中個数は増えるかもしれません。ただしそれら全てを回収するには1回の当たりが大きな配当でなくてはなりません。


 たくさん当てて儲けようというとするよりも、外すであろうレースを排除する方が遥かに簡単です。


 実生活に例えるなら、貯金をしたいと思った時に収入を上げるよりも無駄な浪費を減らした方が遥かに簡単なのと同じです。難しいレースに手を出してしまうということはレースの見分けが出来てないか、ただ馬券が買いたいだけのどちらかです。厳しい言い方をすると後者の人は勝つ事は諦めた方がいいでしょう。WIN5のような大きな配当を取らないと回収できません。



 少しでも難解なレースを省く事で無駄打ちを減らし的中率も回収率も上げる事に繋がります。


 多くの人が当てる技術を身に着けようとしますが、その前に難しいレースを確実に排除する技術を身に着ける方が遥かに現実的です。当てる技術を身に着けようとすると難しいレースも何とかして当てようとします。十分な技術が身につけばそれも当てれるようになるでしょうけど、だからといって確率の良いものではありません。むしろ、今持っている予想技術でも明確に当たらないであろうというレースを排除するだけでも的中率も回収率も上がります。


 ほとんどの人は馬券が当たらないのではなく、当てるのが難しいレースにまで手を出していると言えるでしょう。


 順序としては「難しいレースを省く→残ったレースを熟考する」というのが最短ルートです。


難しいレースとは?
 何を持って難しいレースというかはいくつかあります。だいたい難しいと感じるレースは荒れる傾向があります。考えようによってはそれを利用して穴を狙うというのも無しとは言えません。それはさておき、第一印象でイメージが出来ないレースは難しいです。パッと見て軸になりそうな馬がいないとか、パッと見てどういう展開になるかが考えづらい、もしくは色んな展開パターンが考えられる、パッと見て強い馬が展開や馬場で向きそうにない、などが挙げられます。

・軸候補が不在

・展開難(複数展開)

・危険な能力馬(人気馬)


 寝言で書いているようにパッと配色を見てパッと目につく馬がいないようなレースは紛れやすいです。面白いものでそういう第一印象があったレースでもじっくりと検討していくと何らかの結論が出ます。しかも考えれば考えるほど根拠のない自信が沸いてきやすいです。でも、そういうのはだいたい当たらないです。そういうのは自分の都合で第一印象を捻じ曲げて都合のよい結論を出してるだけなので当たるわけがありません。たまたまそれが当たったとしてもトータルでは確率が悪いです。

 どちらかというと、第一印象で「この馬買えそうかも」って思える馬がいないならばその先は無理矢理軸馬を探し出している事になります。パッと見て狙いたい軸馬候補がいた場合に、その馬が本当に信頼できるかという裏付けを取って固めていくのが予想です。何とかして都合よく買えそうな理由を探すのが予想ではありません。多くの人は後者の買える理由を無理矢理探しがちといえるでしょう。

難しいレースを当てようとするな

 前項でも触れているように第一印象のよくない、無理矢理軸馬を探し出すようなレースを無理矢理当てようと予想をしないことです。冒頭でも書いたようにG1や重賞などお祭りレースならばそれはそういう割り切りがあるのは仕方ありません。ただ、そういうお祭りレースに大金を突っ込むとかは危険です。お祭りなんだから大金を入れてもいいという考えも無くはないと思いますが、それはもうG1しかやらない人の意見です。他のレースにも手を出すんだったら難しい重賞で足を引っ張るような賭け方は避けるべきです。重賞のオッズが倍になるならアリですが、多くても最近では馬連で5%つくくらいです。

 
 もちろん難しいレースであっても難しいなりに予想の切り口を変えて当てるという技術はありますが、それでもパッと見て買えそうだと思うレースに比べると確率は良くありません。現に重賞検討会でもパッと見て結論が早く更新も早い時はかなり高い確率で当たります。一方で熟考する時間が必要になるようなレースは色んな切り口から考えてその中で最善の狙い方を練り出します。仮にどちらも当たったとしても自信としては雲泥の差です。

 G1や重賞はとりあえずお祭りとして別扱いにしておきますが、平場のレースでは当然のように難しいレースをわざわざ当てようとして外す必要はありません。難しいレースに投じるお金があるなら、少しでも確率の良いレースに資金を回してあげた方が効率的です。難しいレースというのは貧乏神だと思うといいでしょう。その日をプラスで終えるチャンスの足を引っ張ってるに過ぎません。

 最低でも最初の方に書いた通りにパッと見て軸になりそうな気になる馬がいないようなレースを強引に追及すべきではありません。軍資金が勿体ないです。誰が暴落すると分かっている株に僅かな望みを持って投資するでしょうか。僅かな望みに賭けてお金を捨ててるのと変わりません。それさえ捨てて無ければプラス収支で終わった日がどれだけあったか思い返してみるとよいでしょう。無駄打ちを極限まで減らしながら、同時に予想力もつけていくというのが大切です。

根拠のない自信が危険な人気馬を生む
 これはこれで必要といえば必要です。全員が全員危険な人気馬が分かってしまえば人気にもなってくれないので恩恵を受ける事が出来ませんから分かっている人だけ地雷を踏まなければいいと思います。

 特に人気が人気を生みます。単勝が2倍を切ったりすると安心感からなのかどんどんそのオッズは人気を集めて簡単に1.5倍を切るくらいまで進んだりするのを見たことがあるでしょう。特に午前中の未勝利戦などで多いです。

 寝言などでもよく書きますが、前走2着、前々走2着、3走前3着というような馬が圧倒的な人気を集めているケースは少なくありません。そういう馬の単勝が1倍台だったりしますが簡単に負けますよね。勝てないには勝てないだけの理由があります。それが力を出し切れずに負けが続いたならば今回力を出し切れるかどうかを判断してあげればいいので単勝も狙えます。しかし、根本的にパンチ力不足などそもそもの能力に不安材料を持っている馬というのは圧倒的な人気になっても同じことを繰り返しやすいです。もちろんそこそこの力がなければ上位争いも出来ないのでいつかは勝ち上がるチャンスが回ってきます。でも、あえて単勝や1着固定の馬券を買う必要性はありません。それを単勝が売れるというのは根拠ない自信(着順がいいからそろそろ勝つんじゃないか?)と人気が被っている事の安心感です。
 こういうのに出来るだけ振り回されないことが大切です。人気だから買う、人気だから安心する、というのは日本人の「みんなで渡れば怖くない」というギャンブルに向かない精神です。

 
 そういう危険な人気馬はだいたいチェックコメントを見れば勝ちきれない馬なのか、それとも勝つチャンスを失っていた馬なのかは分かります。馬タイプを見てもパンチ力不足なのかどうかというのも分かるので危険回避に繋がりますので地雷を踏まない事、根拠のない自信を持たないことが難しいレースを見分ける判断材料の一つといえるでしょう。


どうすればいい?
 パッと出馬表を見て配色からの第一印象を大切にしてあげることです。個人的にはパッと見た第一印象を書きこむようにしてます。ペースのこととか、馬のこととか。じっくり考えてしまうと第一印象を忘れがちなのですぐに書きこんでしまいます。

 どういうことを書いてるかというと「先行少」、「先行多」、「軸難」、「強いのが外に入った」、「ヨーイドン」、「引っ張るのがいない」、「位置取り不安定」、「この時期にしては低レベル」、「降級・3歳多」、「パッとしない」などなど。ここに挙げたのは実際に先週の出馬表に書きこんだものです。

 前夜に時間があればちょっとこういうのを書くか、当日の早朝にパッと見て書くかです。これが予習です。前夜にやるか当日の朝にやるかの違いはその時の疲労度です。個人的感想ですが疲れていると感じた時は視野が狭くなる傾向があるので自分は疲れていると感じたら前夜は何もせずにゆっくり休んでリフレッシュした朝にスッキリした状態で目を通します。

 これだけやっておけば後でそれを見逃す事がないので、どの馬を狙うとか事前に考えなくても馬場や天候や傾向を見ながら瞬間的に判断することが出来るのでじっくり前日に考える必要はありません。間違いなく言えることは、前夜に買いづらいと思ったレースが当日になって買えると思うことはほとんどありません。唯一あるとしたら、全く想像してなかった馬場状態になったときくらいです。真逆の馬場状態になるとむしろ前日に買えるかも…と思っていたレースが買えなくなって、買いづらいと思ってたレースが浮上したりします。それくらいでしょう。

 私でもそうやって事前に第一印象を書きこむくらいですから、それをやらないということはそれだけリスキーだということです。

 また、それをやった上でどう考えても第一印象が悪いレースの出馬表には大きく「×」をしてしまうといいでしょう。遠慮がちに書くよりも大きく×を付けてしまった方が抑止策になります。それを振り切ってまで馬券を買ってたら危険回避をする気がないとしか思えません。だいたい冷静になって留まる事が出来ると思います。それすら効果がないならばそのレースの出馬表を捨ててしまうくらいがいいでしょう。そこはそれぞれの性格によって自分をどうコントロールするかです。指数というのは当てるだけではなく、そういう危険回避をすることにも使います。当たらければ指数じゃないというのは大間違いでそのレースの本質をしるための道具が指数です。

 まずは買わないレース、買ってはいけないレースを×印を付けるなどして明確に分類することです。最初は×がつくレースが圧倒的に多くなると思います。それは予想力の向上(経験から引き出しが増える)と共に少しずつ狙えるレースが増えていきますので次の段階としてそこを強化していくとよいでしょう。

 あと、レースが終わってみて「買っておけばよかった」ってよく聞く言葉です。難しいと思ったレースだって全部が当たらないわけではありません。そりゃ何個かは来ます。ただ、確率が悪いならリスクを負う必要はないので「買っておけばよかった」はNGです。そういうふうに思っていると×を付けたレースに手を出すようになってしまって悪循環が始まります。



 寝言が例題としては分かりやすいのでそれを参考にしながら指数表の配色を見て第一印象で買えそうか買えないかを分類してみてください。そして買えそうと思ったレースはそこから裏付けを取ってさらに絞り込んでいくことを心がけてそれに慣れていくと良いでしょう。当てづらいレースを排除して節約することが簡単で効率的だということに気づくでしょうし、厳選したレースの方が当たる確率が高いということにも次第に気づくことでしょう。当然選んだレースが当たれば馬券予想もより楽しくなりますし、そういうレースに時間をかけて予想することも出来るのでより効果的になってきます。さっそく週末から試してみてください。


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