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良く分かるhide指数&チェックコメントの解説編


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..........競馬コラム

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 予想する上では変えられないことばかりです。




 どういうこと? と思うでしょう。





 そもそも与えられた条件下で私たちは予想をして馬券を買わなくてはなりません。


・天候、馬場傾向

・枠順

・出走馬

・騎手

・コース



 全部与えられた条件です。




 多くの人が間違った認識があるのは、その与えられた条件で何とかして当てようと考える事です。毎レース与えられた条件が違うので全部当てようと思っても難しいわけです。




 では、与えられた条件の中で原則一日を通して限りなく不変に近いものはなにかというと天候と馬場傾向です。途中で天気が崩れたり傾向が変わる事はありますが、例えば朝から乾いたダートで天気が良ければ最後まで変わらないケースの方が多いです。(いま自分が把握している馬場傾向の競馬場で考えればOK)



 つまり、予想する上で何に合せてあげるか考えると馬場の傾向に合せてあげるのがベターです。そうすることでどう予想するかという幹が出来上がります。




 シンプルに前に有利な馬場であればどうしますか?



 そうです。




 逃げ・先行馬に有利な展開、そしてその逃げ先行馬が指数が高くて強ければ与えられた条件が合致します。さらに言うならばその馬に逃げ・先行馬を得意としている騎手が騎乗し、逃げ先行馬がそもそも有利なコースで、それらの馬が好枠ならば文句なしです。




 なかなかそれだけの条件が揃うことも少ないので何らかは妥協せざるを得ないですが、幹がしっかりとしているのでどれくらい妥協しているのかが自分で認識する事が出来ます。それによって買うか買わないかのボーダーラインを引くことにも繋がります。




 私たちがこれらの与えられた条件の中で出来る事は、無理してその条件下で確率の悪い勝負をすることではありません。




 私たちに与えられた権利は買うか買わないかの選択が出来るということです。




 条件が揃わない確率の悪い勝負を避ける事が出来るのが我々の選択肢です。絶対に買わなくてはならないというルールはありません。しかし、多くの人が幹になるものを認識していないので、次のレースを何とかして当てようと毎回違う切り口から予想をして確率の悪い勝負に出てしまいがちなので勿体ないです。




 何とかして馬券を当てたいという気持ちが先行している人が多いですが、逆です。何とかして外れやすいレースには手を出さないようにすることが大事です。


 1日12レースあって、(神様しか分かりませんが、)実はあなたが当てれるレースは1つしかないとしましょう。12レース全て買って予定通り1つが当たるのか、外れやすいレースを省いて3つ買って1つが当たるのかでは回収率は全く違ってきます。




 結局、馬券で勝てないと言っている人は全部当てようとしています。もしくは馬券を買うという行為が好きで全部買いたくて仕方がないだけです。本当に勝ちたい気持ちが強ければレースを見送ることは何の苦痛でもありません。




 与えられた条件、つまり変えられない条件下で馬券を買わなくてはならないので、予想技術を日々向上させつつ、実戦で即実行できるのは私たちに与えられたレースを選ぶという権利を使いこなすかどうかにあります。



 予想技術というのは白紙の状態からなら最初は急激に向上しますが、途中からは緩やかに上がっていきます。つまり急激にポンポン当てるのは難しいですが、難解なレースを省く事で的中率を上げる事は可能です。レースを厳選した方がよっぽど結果に繋がります。




どういうレースを省くのか


・指数拮抗

・位置取り拮抗

・高指数が馬場や展開と逆



 3つ挙げるとしたらこれです。


 毎度言いますが指数は高い順に買うものではありません。あくまでもその馬の過去のパフォーマンスなのでそれを基に今回どれくらいのパフォーマンスを出せそうかを考えてあげるのが予想です。


 指数を使い始めた1年未満の方が陥りやすいのは指数が手元にあると色んなレースを買いたくなってしまうという現象です。なんか買えるような気がしてきてしまう人がいます。



 でも良く指数表をみると、指数が狭い範囲で拮抗しているレースもあれば、指数の高い馬が少数しかいないようなレースもあります。指数が拮抗しているレースはそれだけ紛れやすいということです。ちょっとした道中の位置取り差や馬場傾向によってコロっと入れ替わることが想像されます。つまり、より指数に強弱があるレースの方が狙いやすいです。




 次に位置取り拮抗。逃げ馬が多いとか、逆に前で運ぶ馬がほとんどいないとか。こういうのも紛れやすいパターンの1つです。逃げ馬が多いレース=ペースが速くなる=差し馬が有利、シンプルにはこうなりますが、ここで指数の高い差し馬が存在してなおかつ差し馬に有利な馬場であれば場合によっては狙いやすくもなります。

 逆にそういう状況で逃げ馬ばかりに指数の高い馬がいて、差し馬の指数がショボかった場合。指数の高い逃げ馬にとっては苦しい展開、指数の低い差し馬にとっては好ましい展開、いいとこと悪いところが相殺されてしまうので紛れやすいという事に繋がります。




 指数にメリハリがあるレースとしては下の画像のごぎょう賞。



 1頭だけダントツの指数でAをつけてますがBの馬にもそこそこ差をつけた指数になっていますから馬場条件が合致したならば狙いやすい馬になります。


(結果 1着スーパーモリオン、2着アスタースウィング、3着セイウンストリーム、4着メイショウミズカゼ)



 逆に下の梅花賞は一部拮抗です。



 1番の馬は出走取り消しになったのでそれ以外で言うならば4頭だけ指数が抜けていて、それ以外は少し離れた状態です。ただ、この4頭でAとBにどれだけの差があるのかというと上のごぎょう賞と比べても分かるようにこちらは拮抗しています。この4頭でだいたい上位は決まるだろうなーというのは分かってもちょっとした位置取りや展開によってコロっと入れ替わってもおかしくない指数差です。


(結果:1着インヴィクタ、2着アウステルリッツ、3着サトノシャーク、4着スパークルメノウ)



 より1頭の軸馬を選んで買いやすいのはごぎょう賞ですし、梅花賞は縦目まで考える必要があるのでオッズとの相談にもなってきますからより馬場や展開なども考えてあげなくてはなりません。




 こういった指数の拮抗であったり、展開の拮抗など紛れが出るかもしれないようなレースや縦目まで考える必要があるレースなど(縦目を考えるということは紛れるということ)は省いてあげれば自然と見送るべきレースが見えてきます。



 指数が手元にあると馬券を買わないと勿体ないと思わずに、指数が手元にあるからこそ紛れてハズレそうなレースを回避出来たことの方が回収率アップには最短ルートです。



 今週末は2場開催で時間も少しゆったりと流れると思うのでこういう視点で買うべきレースと見送るべきレースを意識してあげると良い練習にもなるでしょう。そのためにも不変の予想材料でもある馬場傾向の把握をまずはしっかりとしてあげましょう(^-^)





※相変わらずいつも通り一気に書きあげて読み返してないので誤字・脱字・変換ミス・重複文は恒例なのでゴメンナサイ。m(_ _)m








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