▼脚質とは
脚質と聞くと、逃げ・先行・差し・追い込みなどを連想する人が多いと思います。
個人的にはそれは脚質じゃなくて、位置取りだと思っているんで脚質とは別モノという認識をしています。
では、脚質とは何か?
その馬が使える脚の特性として認識しています。
馬によって、使える脚というのは全然違うんで、その脚を生かすために位置取りというのが大事になってきます。
どんな脚質があるか挙げてみましょう。
大きく分類すると、持続脚・瞬発脚です。
例えば、その持続脚タイプの馬でも、色んなタイプに分類されます。最後までジリジリと伸びるタイプもいれば、長く良い脚を使えるタイプもいますし、バテないけど後半伸び切れないというようなタイプもいます。
瞬発脚タイプにも色々いて、一気に加速できるが長続きしないタイプ、加速が早くてそれをある程度長く使えるタイプ、長く良い脚を使えるタイプ。
持続・瞬発の両方に共通しているのが長く良い脚を使えるタイプです。
ここまで話をして全部差し馬のように思えてしまう人はたぶん先入観かもしれません。これらには逃げ馬向きなタイプもいます。
例えばジリジリとしか伸びれない持続脚タイプは後方から行くと前が止まらないと差すのが難しくなってしまうんで持続力があるならば逃げて追っ付け通しで押し切る方が結果を出せたりします。当然、そうしたくても気性的な問題で逃げれないという馬もいるでしょう。とりあえず気性的は事はややこしくなるんで今回は置いておきます。(^^ゞ
ギアチェンジタイプなんかはまさに持続脚の王道的なパターンです。前半に行き足がないために位置取りが悪くなってしまって、外を捲くるようにして少しずつギアを上げていって直線に入る時にトップスピードに乗りながらゴールまで脚を持続させるというタイプです。
瞬発脚タイプの場合は追い出してから瞬時にトップスピードに乗れるのが特徴で、それがどれくらい長く使えるかというのが名馬との差になってきます。先ほど書いたように持続と瞬発の両方を持ち合わせたタイプである長くいい脚を使える馬というのは名馬の特徴でもあります。両方を持ち合わせていれば理想ですが、そういう馬は多くはありません。
条件戦にとどまる馬は一長一短のケースが多く、両方を持ち合わせているというケースが少ないのが特徴です。仮に両方を持ち合わせていたとしても名馬と比べると脚のレベルが違います。例えば超名馬を持続10:瞬発10としたならば、条件戦レベルで両方を持ち合わせている馬は持続5:瞬発5だったりするわけです。
未勝利を勝ちあがれないタイプというのは持続1:瞬発1とかでどうにもならないタイプです。こういうのが勝ちあがるには展開が向いたとか思い切った騎乗が好結果に繋がったというケースです。昇級しても通用するのは難しいタイプです。
500万~1000万で馬券に絡んでくるタイプというのはどちらかに秀でているタイプが多いです。
例えば持続6:瞬発2といったように片方に能力がシフトしています。
こういうタイプは後方からだと前が崩れてくれるのを待つしかありません。どういう位置取りで競馬をするかは騎手次第ですんで、過去のレースを参考にするしかないわけです。なので、リプレイを見ていて、この馬は逃げさせたらすぐに結果が出そうなのに…と思う馬も少なくありません。ただ、行き脚がなかったりする場合もあるんで、逃げたくても逃げれないという馬もいるわけです。
そうなると、この馬を狙う時は前崩れのレース展開になったときにジリジリと最後までバテずに伸びて来れるんで馬券になると考えられるわけです。
それ以外では、先行勢が少ない場合にこの馬の行き脚でも先団で競馬が出来るケースというのが出てきます。いつもよりも良い位置取りで競馬をして早めのスパートが出来れば馬券に絡んでくることが想像されるんで、そういう時に狙いになってきます。
自分がどこでそれを判断しているかというとリプレイを見て残したコメントから察します。
当然ですが、数千頭いる競走馬の脚というのを頭で記憶しているはずがありません(笑) ただでさえ馬の名前を覚えない私なので、完全にコメントに頼りっぱなしです。
どんなコメントからそれを判断するかというと、色々なパターンがありますのでいくつか取り上げてみましょう。
・最後までジリジリ伸びる
・長く良い脚を使う
・追い出してから加速速い
・後半の詰め甘い
・鋭い切れ味
・一歩ずつ伸びる脚
・堅実に脚を伸ばす
・伸び脚不足
・詰めが甘い
・パンチ力不足
だいたいコメントを残した馬にはどんな脚を使ったかが残されているんで、そこから今回のレースをイメージしてこの馬に向くかどうかを考えてあげます。
今週更新した回顧の説明でも出てきたのは、「詰めの甘いタイプ」についてです。
コメントっていい事ばかりが書いてあるわけではないです。例えば詰めが甘いとかパンチ力不足とか材料としては悪い事を残しているケースがありますが、こういうのは実は馬券に活用しやすいんです。詰めが甘いから買わないという訳ではなく、買い方を工夫できるのも特徴です。
能力的に高くても詰めが甘い馬がいます。
ホントにコメントと結果を照らし合わせてもらうと分かりやすいですが、例えば単勝1倍台の人気になっている馬で詰めが甘いとかのコメントが残っていた場合、ことごとく2~3着に負けていたりします。能力は高いのにどうしても最後の詰めが甘い。でも人気になる。
ってことは、この馬が詰めが甘いと知らない人が近走の着順のよさとかから単勝を買うわけです。この時点でかなり危険な賭けをしているのが分かりますよね。裏を返せば、人気を被っているならば2~3着に負けてくれた方が3連単とかならオッズは跳ね上がりますんで、そういう狙い方をする事もできます。もちろん、能力の高さで勝つケースもありますが、経験的にはその頻度はそれほど多くないです。
私はあまり3連単とかを使わないので、そういうタイプの馬を軸にする時はワイドにしたりします。
そんな詳しい話を今週の回顧では説明しました。
コメントの脚質情報はウリでもあるし、自分でも予想する時に欠かせない材料なので、注目して活用してもらいたいと思います^^
まだまだ書き足りないんですが、長くなってしまったのでこの辺で^^
※2009年7月の記事です。