今週は高校生がテスト勉強に来ていました。
高校生のテスト勉強は、教えられることもあれば全く役に立たないこともあります。
全く役に立たない時は…とにかく長丁場なのでついウトウトしちゃったりもするんですが(笑)、なるべく国語の教科書借りて読んだり、英単語の練習したり英文を和訳したりと、少しでも勉強するようにしています。
英単語なんて1分でひとつくらい覚えられますからね、意外とバカになりません。
昼間、そんなことをして、夕方
中学生の受験生たちの追い込みを見ていて思うこと…。
果たして自分がうたた寝の合間にやってる勉強より、成果は上がっているのだろうか?
もちろん、全員に対して思っているわけではありません。きちんと塾に来る目標を立て、「今日はここをやりたい」と言ってくる生徒さんもいます。
でも、この時期になってもなかなか、何に手をつけていいのかわからない、或いはそもそも勉強する気になれないでいる生徒さんも、まだいます。
勉強のやり方は大きく分けて2つあります。
インプットとアウトプットです。
インプットは、そもそも問題を解くために必要な知識を植え付ける作業です。
社会の語句や、英単語、文法、数学の公式や解き方など、知っていなければ話にならないことを定着させていきます。
アウトプットは、インプットによって得た知識が身についているか、またそれを正しく活用して文章題や記述式の問題に対応できるかを確認する作業です。
一般的に、インプット3、アウトプット7の比率で勉強するのが効果的とどこかの誰かが言っていました。
この比率が正しいかは別として、なかなか成果があがらない生徒さんの勉強を見ていると、確かにバランスが悪いなとは思います。
過去問解いてできない問題が多いと、インプットが必要と考えてインプットに偏った勉強をする。途中でアウトプット(例えば勉強した単元の問題を解いて定着できているか確認するとか)せずに、焦って広範囲のインプットをしようとするから、キャパオーバーになって身にもつかない。で、かなりのインプットをこなした後で膨大な範囲のアウトプットをやるから、「あー全然頭に入って無い!」となる。この繰り返しです。
成績の良い高校生の勉強の仕方を見ていると、このバランスの良さが際立っていることがすぐに見て取れます。
例えば昨日見ていた世界史の勉強の仕方。
まず、教科書を熟読しながら重要と思う部分にアンダーラインをしていきます。
この生徒さんはここにとても集中します。
次に、学校のワークやテスト対策プリントを用いて定着度を確認。
最後に、覚えられなかったところを集中して暗唱するなど、出来なかった部分をしっかり頭に叩き込む作業をします。
勉強のできる生徒さんほど、自分のキャパシティをよく知っているので、無意味に広い範囲を勉強しようとせず、決まったところを集中して、バランス良く定着させることができるのです。
県立高校の一般入試まであと2週間とちょっとです。
焦って、あれもこれもやらなきゃ、と思いたくなる気持ちはとてもよくわかります。でも、こんな時だからこそ、もう一度立ち止まり自分の勉強の仕方を見直して欲しいと思います。
それから、あとは気持ちって大事だと思います。
そりゃ勉強の仕方なんて、ああだこうだ講釈言うことなんて塾やってるんだから、いくらでも言えます。
でも、義務教育を丸9年も受けて来て、いろんな先生のいろんな話を聞いて来てもうまくいかない。
塾に通うこと、或いは塾に通い続ける中での様々なことがきっかけとなって、意識も変わり成績も向上させて来た生徒さんが多数いる中で、それもうまくいかない。
そこには個々の持っているいろんな要素・資質の影響があるってことは、どうしようもない事実として認めなきゃいけないと、思うわけです。
じゃあそういう子にどんな言葉をかけるかといえば、もう
「悔いだけは残さないでくれ」
と言うしかないと思ってます。
このタイミングになっても寝ちゃう、勉強に身が入らない、もうそれも仕方ない。
あと3週間後の合格発表の時、
もっとやっておけば、なんて思わなければそれでいいのだと思います。
それが、その子なりの今できることなんですから。
もう、あれやって、これやってという時期は過ぎました。
今、理想の勉強ができている人はこのまま突っ走ってください。
いまいち乗り切れない人は、あとで後悔だけしないようにね。
土日はガッツリ対策します!!