志願理由書の書き直しについて | なすの学習塾 塾長のブログ 那須塩原市 学習塾

なすの学習塾 塾長のブログ 那須塩原市 学習塾

那須塩原市で学習塾の塾長をしております


日々の塾講師ライフでの出来事・気づきを徒然なるままに...


特色選抜の準備を始めて3週間余り。
志願理由書の書き直しの回数も、生徒さんによってだいぶ差がついてきました。

多い生徒さんでもう10回以上。少ない生徒さんは1、2回ですね。

個々の志願理由書を読んで感じるのは、やはり書き直しの回数が多いほど、本人の魅力が伝わるものになっている、ということです。

志願理由書を書き直すにあたり、アドバイスをもらうのは、私以外に学校の先生やお父さんお母さんなどがいらっしゃると思います。

もちろんいろんな人から意見をいただくことは大切。
けれど、その人数で文章の良し悪しが決まるわけではありません。
重要なのは、自分でどれだけ内容を見直せたかどうか。

既に何度も書き直しをした生徒さんは、このことを実感できているでしょう。なぜなら悩んで悩んで書き直すたびに、より自分が伝えたいことが明確になり、より自分らしい文章になりつつあることを実感できていると思うからです。

1、2度書き直しをした志願理由書の中にも、良く書けているな、と思えるものは確かにあります。
でもそれらと、何度も書き直した志願理由書を読み比べると、どちらが苦労を重ねて、何度も考えに考え抜かれてできた文章なのか、読む人が読めばすぐにわかります。
そして、高校の先生がたは、それがわかる人なのです。しっかり評価してくださる人なのです。

私は腐っても国文学科の出ですし、本当に真剣に文章を書こうと思えば格好のいい文章などいくらでも書けます。けれど、そんな体裁の整った文章に何の価値もありません。大切なのは、自分の言葉で自分をどれだけ伝えられるかです。

だから必要以上に・・・
文章を作り込んであげるような手助けの仕方は絶対にしません。生徒さんが何を伝えたいのかをとにかく聞き、また文章から読み取り、ヒントを与えるだけです。

後は構成面。同じ表現を重ねているような箇所は指摘してなるべくシンプルにまとめてあげる。そうすることで、本当に伝えたいことを分厚く書かせてあげる。
そういう意味での例文作成はするかな。
でもそれも、決してこう書きなさいみたいな押し付けはしません。あくまで参考として提示するのみです。

高校の先生がたはプロ中のプロです。
大人が代わりに作った文章など、簡単に見抜くことができます。一見同じようにまとまった、表現力豊かな文章であっても、面接をすれば本当に自分で書いた志願理由書なのか、誰か大人が作った文章なのかなんてすぐわかってしまいます。

だから逆に、こう考えて志願理由書を作り込んで欲しいのです。

「これだけの情熱を捧げた文章が伝わらないくらいなら、その高校に入って3年間を捧げる意味もない‼︎」

これくらいの気持ちになれるよう、作り込むのです。

私が塾を始めて5年、
ここまでの気持ちになれる志願理由書を書けた生徒さんは全員、ちゃんと合格内定をいただいています。


特色選抜は一般入試を経ず、しかも一般入試より早く合格内定がいただけますが、だからと言って決して楽をして結果が得られるものではありません。

3月初めまでの一般入試のために費やす情熱を前倒しで注ぎ込むだけの覚悟を持ち、まだまだ時間はあるので最高の志願理由書を完成させるべく頑張って欲しいと思っています。