なすの学習塾 西山です
誰にでも、
「隠しておきたいこと」
「いいたくないこと」
ってありますよね。
真実を語らない、また嘘をつくことの裏には
誰かを守りたい、守らなければならない、という気持ちがある場合が多いですよね。
自分か、それ以外の誰か。
そんな思いが見え隠れする出来事が、政治とスポーツの世界でも今起こっていますね。
しかもどちらも、「学校」が絡んでいるという・・・
権力や実力のある大人たちの保身のための隠しごとや嘘が、将来を背負って立つ学生さんたちに悪い影響を与えないことをただただ願うばかりです。
さてさて、もうすぐ中学校の中間テスト。
もちろんしっかり準備して良い結果が出るにこしたことはありませんが、うまく準備できなかったり凡ミスをしてしまって思うような結果が出なかった・・・ということも当然お子さんによってはあるでしょう。
大人たちがそうであるのと同様、子供たちにも「保身」の心理は働きます。
誰だって悪い成績を見せて愚痴を言われたり怒られたりするのは嫌ですからね。
「こんなの見せたくないなあ」と思うのも仕方ありません。
でもですね、「テストの結果を隠す・言わないと出さない」というお子さんには、なるべく早くその癖を直してあげることが必要です。
まず、なぜお子さんが戻ってきた成績を出さないのかを考えてみましょう。
①きちんとした準備ができず、結果も悪かった
結局どこかのタイミングで見せることになるのがわかっていてそれを避けるという行動は、テストの準備期間において、やらなければならないのがわかっていてもできない、というその場凌ぎの心理に通じるものがあります。
まずはテスト前の準備期間中に、
「出来なくても怒ったりしないから、きちんと結果は見せてね」
というひとことを掛けておくといいでしょう。
お子さんはテスト前においても、結果が出た際も、行動こそ伴いませんが「やらなければ」とか「見せたら怒られる」など先のことをきちんと予測できているわけです。
テスト前のちょっとしたひとことがきっかけになるかもしれません。
ちなみにただ「勉強しなさい」は絶対にNGです。勉強しろと言われてやるような子は言われなくても既にやっています(笑)
直球を投げ込むのではなく、少し先の未来(ここではテスト後の自分)をもうちょっと本人に想像させてあげられるような感じがベストですね。
②自分なりにしっかり準備したのに結果がついてこなかった
これは本当に悔しいしつらいですよねえ。自分ではしっかりやったつもりなのに・・・
この場合、直前までの準備は問題なかったわけで、テストの際の凡ミスが原因として考えられるわけですが、1度2度なら
「あー、やっちゃったねえ」くらいで笑って済ませていいのかなと思います。
ただあまり続くようだと理由を考える必要があります。
例えば、良い点数を取らなければという思いが過度のプレッシャーになってしまっていて、いつもテストの時緊張してしまい力が出せない、とか、きちんと準備を重ねて臨んでいるようで、テストの際にそうやって積み重ねたものがうまく引き出せない・・・実は本当の意味で定着できていない、などなど。
こういった子がテストを見せたがらない場合、極度にお母さん、お父さんの反応を恐れている可能性が高いですね。
親が必要以上に結果に執着する姿勢を見せるとお子さんは委縮してしまいます。
仮に、
「うちの子はそんな心配はない」と思っていても、それはたまたま結果が出ていただけで気付かないという可能性もありますし、また結果を隠さないまでも見せる際にすごくストレスを感じている場合もあるかもしれません。
「やってないからできない」というのは困ったものだけど当たり前でお気楽といえばお気楽なわけですが、「やってるけどできない」ってのは様々な要因が絡むので実は対応が難しいものです。
塾に行っているなら塾の先生に相談してみるのもありかもしれませんね。気が付いたらものすごいプレッシャーをお子さんにかけていた、ということにならないよう注意が必要だと思います。
③そもそも全ての可能性の想像から逃避している・考えていない
①②のパターンに共通しているのは、結果を受けてそれを見た親がどんな反応をするかが想像できているという点です。
少なからず勉強というものに関心があるからこそ生じる心理なわけで、対応は様々だけれどまだ変われる余地は多分にあると言えます。
しかしそもそも勉強に興味がなく、自分の成績に何の関心もないため返ってきたテストを親に見せるなんて意識はなく、それどころか自分の点数さえ即座に忘れてしまう(あるいは見てもいない)というお子さんも、ごく稀にですが目にします。
このタイプは・・・本当に厳しいですねぇ。
人と会話していて、自分が全く興味のない話題を延々とされてる時って眠気を覚えるくらいで何のおもしろさも感じませんよね?
逆の立場に立ってもそう。相手が全く自分の話に関心がないことを悟った時に話し続けるほど虚しいことはないです。
その子にとってそれが「勉強のこと」だったり「成績」なわけですから・・・お母さんがたのお気持ちも察するに余りあります。
じゃあこういう子にはなにを言っても無駄なのか?そんなことはありません。
勉強以外になにかしら興味を持っていることがあるはず。ここも直球でなく、別角度からアプローチするんです。
テスト期間中ゲームばっかりやってるとします。
「ゲームばっかりやってないで勉強しなさい」なんてセリフは馬の耳になんとやらなので、例えばですけどお子さんが熱中しているそのゲームの製作者をネットでちょこちょこっと検索するんです。
で、どうやったらこんなにまで人を引き付けるゲームを作れる人になれるのか、そんな話題を振ったりします。
もしかしたらなーーーんにも反応はないかもしれないけれど、もしかしたらお母さんのそんな行動がきっかけで、
「よし、ボクも将来こんなゲームを作れるような人になるために勉強しよう!」って思うかもしれない。
きっかけ作りを決して諦めないこと。「かもしれない」の否定は可能性の放棄だと思ってください。
まあ、ほんと大変ですが、変わらない変わらないとイライラしながら日々を過ごすより生産性が高いのは確か。
テストの結果の取り扱い方からは脱線しちゃいましたが、そこに至る前段階ってところでしょうね。
何はともあれ、お子さんの学習面の改善・向上を図るうえで、この定期テスト期間中というのはいろいろなきっかけ作りのタイミングの宝庫なのではないかと思います。
お子さんのテスト結果に一喜一憂するのではなく、
お母さん・お父さん自身も、
・お子さんの意識向上に繋がる行動・言動ができたか?
・過度のプレッシャーを与えたりしていないか?
などなど、自身のお子さんへの接し方について「テスト」し自己採点してみてはいかがでしょうか??
自己採点ではなく、お父さん・お母さんそれぞれの採点をお互いにやってみるのもいいかもしれませんね。
くれぐれもそれが原因で夫婦喧嘩に発展なさいませぬよう・・・