スマホや携帯ゲーム機について | なすの学習塾 塾長のブログ 那須塩原市 学習塾

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日々の塾講師ライフでの出来事・気づきを徒然なるままに...


「子供が暇さえあれば携帯ゲーム機やスマホばかりいじっていて全然勉強しない」



という親御さんの相談を受けるケースが年々増えてきています。


今や中学生でも携帯・スマホを持つのが当たり前のような風潮になってきましたし、小学生もキッズ携帯のような限定された用途のものでなくスマホや携帯を持っている子をよく目にするようになりました。


DSやPSPなどの携帯ゲーム機の所有率については、平成23年度内閣府発表のデータによると、

小学生93.6%、中学生92.1%、高校生80.6% 年齢が上がるにつれ所有率は下がっていくものの、ほとんどの子が持っている、と表現してもいい数字になっていますね。



では本題。こういった質問に私がどう答えているか、なのですが...主に次に挙げる3つのポイントを伝えるようにしています。


①ゲームやスマホをやらずに勉強しろ、という言い方をしないこと

②やるならとことんやらせて極めさせなさい

③子供が「欲しいソフトがある」と言ってきた時は最大のチャンス


まず①についてですが、子供がやりたいと思うことAと、やりたくないことBがあるとします。Aを取り上げてその代わりにBをやらせようとすることは最悪の手法と言えます。そんなの大人だって嫌ですよねえ?AもやっていいけどBもやらなきゃダメなんだよ、と教えて理解させることこそが、親御さんの使命であるのです。



②について。これはですねえ、①の手法が上手くいかない場合の手段と思ってください。


よく塾生に、「理科や社会なんて勉強して社会に出てなんの役に立つの?」とか、「日本で生活していくのに英語なんていつ使うの?」などと言う質問を受けるのですが、そもそも学校で教わる教科というのは、その学んだ内容そのものが役に立つというよりも、社会に出て何かを成し遂げようとするときに、学習して、身につけて、応用して行くというプロセスを学ぶことの方に意味があるのだと私は考えています。


教科というのはそういったプロセスを学ぶ中で、なるべく社会に出た時に役に立ちそうなものが選ばれているにすぎないと思うのです。

学習して知識を身につけ応用していくプロセスを学ぶならゲームだって充分可能です。ただ、学校の教科にゲームなんてありませんよね?だからそこに費やす時間が無駄なのか?それは違うと思うのです。


・ゲームの説明書を読んだりチュートリアルをこなす=授業を受け教科書を読み先生の話を聞く

・実際にゲームをプレイしながら上達していく=ワークや問題集をこなし習熟度をアップさせる

・ゲームが上手くなってクリアする、ランキングなどあれば上位に入賞する=テストでよい結果をあげ順位もアップする


ゲームも勉強もやっていることは同じ。味わえる達成感も一緒です。ダラダラやっていたらどっちもただの暇つぶし。そこをまずゲームを通して理解させるのです。勉強しないんだから、そこから始めるしか仕方ない!!


このようにもしお子さんがゲームをやりたくて仕方ないなら、中途半端に暇つぶしにやらせるのではなく、それこそ自分も一緒に遊んで極めるくらいにやること。そこで学習から応用までのプロセスを一緒に学ぶのです。一緒になって暇つぶししていたら意味がないですよー!ここにも親御さんのセンスが問われると言っていいでしょう。学問の道に近道なし。遠回りし過ぎに思われるかも知れませんが、お子さんに前向きに勉強して欲しいと思ったらこういう回り道も必要だと腹をくくる必要があります。



最後に③についてです。これは最終手段です。


①の手法もダメ、②を試したけどゲームが上手くなっただけで全く勉強に意欲を持ってくれない場合どうするか。


欲しいソフトを買ってあげる代わりに勉強をさせるのです。この話をするとものすごく拒否感を持たれる場合があるのですが、考えてみてください。

私たちは何故働いているのか?それは家族で旅行に行ったり、みんなで美味しいものを食べたりするなど少しでも日々の生活を豊かにしようという発想があるから、という人が大半ですよね?もちろん仕事自体に楽しみややりがいを感じている人もいますが、それを学生に例えるならば勉強することを苦に思わない一部の幸運な人であると思ってください。

つまり私たち大人が楽しい目標を持って労働することと同じように、子供に何かご褒美を与えることを条件に目標を持って学習させるということは、決して不純なやり方ではないのです。


本来であれば、勉強して成績が上がるということはそれだけで本人に様々な財産をもたらすことになるのですが、いい高校に入ることや将来への可能性が広がって行くこと、そういったことに今すぐ価値を見いだせないのなら、目先のゲームソフトを入手することで達成感を与えてあげていいではないですか。


塾を経営している立場の人間の発言としては疑問符がついてしまいますが、高い月謝を払って結果が出ないのあれば、定期テストのたびにゲームソフト買ってあげるくらいで成績上がったら安いものですよねえ?(笑) お心あたりのある方は試してみてはいかがでしょうか。


③を実行する上で問題なのは、目標の立て方で、あまりに簡単で結果も伴わないようなハードルの低いものでは意味がなし、と言ってハードルを上げ過ぎて目標を達成できなかった場合どうするんだ?という問題もあって実は結構難しかったりします。

定期テストは年4回、3年間で12回しかないので、1回のチャンスを逃すと結果を確認するのに時間がかかりますし、はたまた目標は設定したものの学習方法がわからず結果が出なければ、お子さんの学習意欲も却って低下させる要因にもなりかねません。

というところで私たちプロの出番になるわけですが(笑)、その辺はやはりお子様個別の問題になりますので対応が変わってきますね。具体的なご相談はいつでもお受けしますので、保護者の皆様方におかれましてはいつでもお気軽に相談してくださればと思っています。