自分が24~25才だった頃のとある暑い夏の夜の話。

 

今でも大好きだが、漫画「ONE PIECE」が大好きだ。

 

34歳になった今でも毎週月曜日発売の週刊少年ジャンプが待ち遠しい。

 

当時は毎週のように週末になると高校時代からの友達と集まっては

 

サイゼリヤで「今週のワンピースやばくね?これからこういう話になると思うんだよね!」

 

とお互いに考察しあうのが習慣となっていた。

 

会う時はいつも友達に実家近くにある大きめのコンビニに車で迎えに来てもらい食事に向かってたのだが

 

その日は合流したら友達が「タバコ買ってくるね」と言うので俺も一緒にコンビニに入っていった。

 

ワンピースの会話をしながら意味無くコンビニを一周しレジでタバコを購入。

 

店の外の喫煙所で友達が「1本だけ」と言うので吸い終わるのを待ってたら

 

同じくコンビニから出てきた一目でヤンチャと分かる制服を着た集団5人組が

 

「ダメだよ~タバコなんか吸っちゃ~」とニヤニヤしながら話しかけてきた。

 

意味が分からず友達と「えっ??」と聞き返したら

 

すぐさま周りを囲まれ「学生なのにタバコなんて不良だな~」と言われた。

 

そう、まさかのカツアゲにあったのだ。

 

当時は瘦せてたし友達も童顔でファッションもTシャツ、短パン、首にタオル(今もだが,,,。)で、会話もワンピースだったので

 

きっと彼らと同じくらいの年齢と思われたのだろう。

 

「えっと~、、、、」と動揺してたらその内の一人が「タバコは20歳からだよ~???」

 

とニヤニヤしながら挑発するような言い方をしてきたので

 

「にににににににににに,,,,,,24です。」

 

と答えたら不良グループが「えっ!!!!!!!!」とビックリし

 

少しの沈黙の後「すいませんでした」と言われたので

 

こちらも「いえ、、、、ししししし失礼します」と急いでタバコの火を消し

 

車に乗り込みサイゼリヤに向かった。

 

解放された安心感からか車中では笑いが止まらず

 

「まさか絡まれるとわwwwwwしっかしお前ビビってたな~wwww俺が本気出したらワンパンで2秒で倒しちゃうよwwwww」

 

とお互いをイジリながら移動したが

 

すぐに会話も無くなり、当時も今でも喧嘩とはほとんど無縁の人生なので動揺を隠せず「、、、、帰ろうか。」「、、、うん。」とその日はサイゼリヤに行くこと無く帰路についたのであった。

 

 

P.S

今回のブログが記念すべき200個目となります。

今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。