何とか今だに通っているスポーツジム「ティップネス東武練馬店」にはお風呂とサウナが付いているので行った時は毎回入るのだが、やはり下半身をタオルで隠さずに堂々と入ってこられると無意識に見てしまう。

 

見てしまい、そして自分のと比べてしまう。

男ってそんな生き物なの。

 

比べた結果、

「まぁ、デカイからイイって訳じゃないし。汗」

「ふっ、さすがにアレには勝ったな。(自分のをチラっ)、、、まぁ、デカイからイイって訳じゃないし。汗」

と負けが続いている。

 

自分が見ているという事は他人も少なからず見てると言う事なので

何回か脱衣所で自分のをポンポンと2~3回叩いて軽く刺激してからお風呂に入る事もある。

 

そんな感じでお風呂に入っていたら別に思い出さなくてもいい記憶が甦った。

 

あれはアルバイトから帰ってきた暑い夏の日だった。

 

途中に自動販売機でコーラを買い帰宅したら家に誰もいなかった。

 

コーラを冷蔵庫にしまい、汗を流す為にお風呂に入った。

 

お風呂から上がるとサッパリし、そしてまだ何も口にしていないので喉はカラカラ状態。

 

念願のコーラを飲もうと裸で冷房ガンガンの部屋に飛び込んだ。

 

そしたら何と、、、、母が帰宅していた。

 

俺は「おわっ!!!!」と咄嗟に手で股間を隠し母は「キャーーー!!!!」と叫んだ。

 

俺「帰ってたの!!!???」

 

母「ビックリさせないでよ!!!」

 

と会話した後に母が「えっ、、、、ちょっと待って、、、」と困惑しだしたので「どうしたの?」と手で股間を隠した状態で質問すると

 

「、、、、お父さんのと形が違う!!!」と言った。

 

そこからは質問攻めというか心配された。

 

「病気なの?性病なの?お父さんが帰ってきたら見てもらいなさい!」

 

と言われ「見せるわけねーだろ!!」とコーラを手にし自分の部屋に逃げた。

 

そんな会話をした事すら忘れていた数時間後、、、

 

俺の部屋へと続く階段を上がってくる足音が聞こえ扉の前で止まった。

 

そして、、、扉が空いた。

 

父だ。

 

父「お前、、、性病なのか?」

 

俺「はっ??」

 

父「今すぐ見せろ!!」

 

俺「嫌だよ!何でだよ!」

 

父「重い病気だったらどうするんだ!恥ずかしいかもしれないが大事なことだ!見せるまで部屋から出ないからな!」

 

と言われ「マジかよ、、、」と思いつつ渋々ズボンを下げて見せた。

 

すると父ちゃんは納得した様子で俺に優しくこう言った

 

「、、、、俺も昔はそうだった」

 

そして更に数日後の父と二人っきりになった時に父は俺にこう言ってきた。

 

「母ちゃんには内緒だが、お金出すから上野クリニック行くか?」

 

、、、今思えば行っておけばよかった。