ある日突然ミネさんに
「、、、今すぐ出て行ってくれないか。」
その一言から始まりました。
でも、いずれは来ると分かっていたので、事実を重く受け止め涙と共に出ていくことに。
そう、これが俗に言う
「ストアゲ機材車の駐車場お引越し事件」
である。
前のバンドで初めて機材車を購入してから今までミネさん自宅の駐車場をお借りしていた形なのですが、どうやらミネさん一家が秘密基地を作る関係で使えなくなってしまいました。
でも、本当に今までありがとうございます。
初めてというのと僕の準備が遅かったのもあり、今現在、機材車は帰る場所がありません。
人間界でいうホームレス状態です。
けど、幸いにも僕の地元は上限が安いコインパーキングばかりなのでそこを転々としている現状です。
人間界でいう家出少女状態。
毎日停めても安めの月極の一か月分とあまり変わらないのが幸運です。
、、、いや、待てよ。
泊めてもらう家を探している点では人間界でいう神待ち状態か。
毎晩家(コインパーキング)を転々としているので、人間界ならば泊めてもらった家で親父達に抱かれているのと同じ、、、そう思うと何だかマフラーの穴も少し緩くなり排気量も増えた気がします。
前から見るとフロントライトも何だか「あたし、、、これでいいのかしら。」という寂しそうな目に見えてきます。
他に停めてある車達も哀れみの目でストアゲ号を見てる気がしなくもないです。
そんな奴らには「指紋つけてやる攻撃」で反撃です。
「このままではこいつの人生がダメになってしまう!」と思い、現在血眼になって新しい月極パーキングを探している所です。
最近まで月極を「げっきょく」と読んでいたのはここだけの話。
そして、色々調べた所、家の目の前にある駐車場が安いらしいぞと。
看板に「空き有」と書いてあったので早速電話。
そして、返ってきた答えが
「現在空きは無く、空く予定もございません。」
それを聞いた瞬間に頭の中で
「ブチッッ💢」
と何かが切れる音がしました。
気がついたら電話の相手に向かって
「あっ、わかりました。ありがとうございました。失礼します。」
と礼儀正しく切っていました。
つまり何が言いたいかと言うと
「電話は元気よく礼儀正しくしようね。」
って事です。
月極探しはまだ続きそうです。