これは別にCDレビューでもなくライブレポでもない。言ってみればただの妄想で、嫉みでしかないのかもしれないが、この間のロッキンオンジャパンフェスの特別増刊号(?)が出ていたので立ち読みしてきたんだけど、BRAHMANでしばらくとまってしまった。


 セットリストとフォトで見入ってしまった。大げさじゃなく、その光景(あくまでフォトのみだが)を見て一瞬時間が止まった感覚と一気に鳥肌が立っていくのを覚えた。


 ロッキンオンでのパフォーマンスがいかなるものであったかを感じさせてくれるには十分な光悦さと力強さ。こんなことで後悔はしたくなかったが、こんなにも心の底からこのライブに行かなかった自分を後悔したのは久しぶりかもしれない。


 俺の中ではアンコールの「Answer for...」→「Placebo」→「Roots of tree」のくだり。実際にこんな展開でライブやられたらこれで見納めでもいいとも思ってしまったと思う。これが人生の最後のライブでもいいと思ってしまったと思う。



 記憶でしか書けないので間違っているかもしれないがセットリストはこんな感じ



Foe one’s life

Basis

Cherries ware made for eating 

Speculation

逆光

deep

arrival time

New Sentiment

Beyond the mountain

Causation

Epigram

The only way

Far from...

See off

There is no shorter way in this lifeかGoing down

The void

Answer for...

Placebo

Roots of tree


 確かこんな感じだったと思います。俺の記憶なんで間違っているかもしれませんが。しかもアンコール以外順不同。「Roots of tree」が最後っていうのがAir Jam’98を思い出させてくれました。あの時見たBRAHMANの衝撃っていうか、あのライブでBRAHMANを初めて見たわけですが、こんなにも自己表現を極限まで追求しているバンドを見たのは初めてです。これが本当のライブなんだなって思いました。


 その感動がよみがえった。そしてなぜ自分がBRAHMANをここまで好きなのか。なぜあのバンドにここまでのめりこんでいるのかというものを改めて考えさせてくれた。


 俺はBRAHMANを見る度におしゃれにライブをしようとするバンドを不愉快に感じてしまう。決して間違ってはいないことなのだが、ファンのためにライブをやるバンドにさえも違和感を持ってしまう。


 バンドの存在。曲の意義。ライブというものの重要性。そういうものを今1番肌で感じとることができるのはBRAHMANだけかもしれない。



 どの表現方法も安っぽく聞こえちまうな。もっと色々勉強しないと。BRAHMANを好きな方、こんな表現方法で申し訳ない。