今回は、カバーバンドME FIRST AND THE GIMME GIMMESですの「LOVE THEIR COUNTRY」です。最強のカバーアルバムに仕上がってますよ。ギミギミのアルバムは何枚か持ているんですが、その中でもこのアルバムが好きです。
ギミギミを知らない人なんていないと思うんだけど、知らない人のためにちょこっと解説。NOFXのファット・マイクが中心となって結成されたバンドで、LAGWAGONやFOO FIGHTERS、SWINGIN’ UTTERSのメンバーの内から選抜されています。最高のPOPソングをカバーするっていうノリなんで、日本でいうと、井上陽水さんの「少年時代」や槇原敬之さんの「どんなときも」などをカバーするっていう感じでしょうか。
カバーアルバムの特徴って、全曲ベストアルバムなんですよね。ある種。ある種って言うかこの種。そして、原曲がいいからカッコイイ曲が多い。「ギミギミのアルバムは全曲いいよね」「当たり前だよね。もしダメだったら原曲がダメってことじゃん。」ってギミギミのアルバムが出るたびにネタのように友達と話します。
まぁ基本ハズレはないわけですね。でもカバーセンスもあると思うんですよ。センスがなければ原曲がいくらよかったって、グッダグダですよね。きっと。このアルバムの好きな理由としてひとつはそこなんです。グダグダ感がないんですよ。GREEN DAYの「BASKETCASE」をカバーしているアホどもは・・・。ってこれ前にも書きましたね・・・。
このアルバムの特徴はタイトルからも分かるようにカントリーやウェスタンの曲で構成されています。でもカントリー、ウェスタンの曲を聴いたことがない人でも全く抵抗ございません。関係ないです。俺自身も実際このアルバムに収録されている曲で聴いたことあるの2~3曲でしたもん。
その中でも秀逸なのが「MUCH TOO YOUNG」「DESPERADO」「I’M SO LONESOME I COULD CRY」「SHE’S BELIEVE IN ME」「SUNDAY MORNING COMING DOWN」っていうところでしょうか。この1曲に絞れといわれたら(誰も言っていないけど)、間違いなく「DESPERADO」です。タワレコでこの曲を聴いて無心でレジまで持って行きました。その時の経緯は全く記憶にございません(笑)
カバー曲の中ではダントツのリピート回数を誇ってます。ヤバイです。どうヤバイかは聴いてみてください。ええ。ただただ、自分の表現力のなさを痛感しております。原曲のイメージを大切にされている方は聴かない方が無難です。
ただ速くしただけではないよさがそこにはある。『何か絶対に負けられない戦いがそこにはある』みたいなテレ朝のちゃちーコピーみたいになってしまいましたが(この表現大っ嫌い(笑))もしカバーだからという理由だけで聴いていない方がいれば、勇気出して聴いてみましょう!
- Love Their Country/Me First and the Gimme Gimmes
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でわε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
明日はロッキンオンジャパンですね!2日目見に行かれる方本当に羨ましい限りです。。。ちなみに俺自身バンドやってた時に小林明子さんの「恋におちて」を全部英語に書き直して(多分文法めちゃくちゃ)メロコア(死語)にしてみました。当時(12~3年前)は中々よかったと思うんですけど、今聴いたらどう思うのかなぁ。