自然光での写真・光について(逆光・斜光)
最近のカメラ
は、
明るさー

とか、
ぼかしー
とか、
画面で設定できるように作られているので、
今更、シャッター速度とか絞りとかの説明は
いらないのかも知れませんね。
それでも、
光の捉え方、
感じ方は、
経験が必要なものだと思います。
自然光での撮影は、
一概に、これがイイ!
と言う事はありません。
なので、
一例だけ書きますね♪
下の写真は、
アジサイのほぼ真横、
左側からの太陽の光が射しています。
![]()
このぐらいだと、サイド光とか斜光とか言います。
だいぶ夕方だったので、
太陽の位置もかなり低いです。
左側の花弁は、直射日光が当たってるけど、
右側は、影で光が当たって無いなのが分かりますね♪
太陽の位置が低いので、
左側の花弁は、光が透けているように見えます。
少し廻りこんで、
太陽の位置が、斜め45度![]()
手前ぐらいなる位置まで
移動。![]()
このぐらいの斜光だと、
よく山の風景で、
木々の影を生かして
立体感を出した写真が
よくありますね。
更に、廻りこんで
ほぼ正面奥に太陽がある位置まで移動。
ここまで来ると、
ほぼ、逆光と言われる位置です。
太陽が、
ほぼ正面の奥にあるので、![]()
これは、
完全に逆光ですが、
木漏れ日
の中からの
逆光なので、
とてもソフトな光になりました。
直射日光が当たっている所は、
ほぼ無く、
光が透けている所が少し見えますね♪
下の写真も同じ条件で、
別のアジサイを撮りました♪![]()
マクロレンズ
(ハーフマクロ)を
使っています。
ちなみに、
逆光の時の撮影では、
フード
などを使って、
太陽の光を、さえぎる事が普通ですが、
今回のように、
ほぼ水平の位置(低い位置)に太陽
がある
逆光の場合、防ぎきれません。
その場合、上や下の写真のように、
光のスジ
や、反射が写ります。
こういうのを、フレアとか言います。
今時は、これも写真描写の一つですね♪
下の写真は、
手
を使って、
上手く射しこむ太陽の光
を
さえぎっています。
また、
明るい薄曇り
の日や夕方
に、
空を仰ぐように撮ると
下の写真のように、
とてもソフトな逆光の通過光で
写す事ができます。
カメラによって、
ホワイトバランス
が微妙だったりするので、
メモリーに余裕があれば、
できるだけRAWモードで撮っておく事を
お勧めします。![]()
後で、PC
でホワイトバランスを微調整できます。
ちょうど今は、
梅雨の時期なので、
このようなソフトな写真もイイかと思います。
真夏
になったら、
ハイビスカスやひまわり
のイメージを活かすのに、
順光(逆光と逆の太陽の位置)で撮るのもイイと思いますよ♪
ひで3
HP
↓
撮影データ1: 1/160sec F2.0 50mm ISO-200 α700 露出補正ゼロ 葉っぱでスポット測光
撮影データ2: 1/80sec F4.5 50mmマクロ ISO-AUTO α700 露出補正+1.0 花弁の明るいあたり
撮影データ3: 1/160sec F4.5 50mmマクロ ISO-AUTO α700 露出補正-0.3 手前日陰の花弁でスポット測光
撮影データ4: 1/125sec F4.5 50mmマクロ ISO-AUTO α700 露出補正ゼロ 手前大きな花弁でスポット測光
撮影データ5: 1/80sec F4.5 50mmマクロ ISO-AUTO α700 露出補正ゼロ 花弁の光が通過して無いところでスポット測光
撮影データ6: 5の写真のまま、AEロックで撮影。
撮影データ7: 5の写真のまま、AEロックで撮影。
撮影データ8: 1/80sec F3.5 50mmマクロ ISO-AUTO α700 露出補正+0.3 花弁でスポット測光








