一眼レフカメラ(デジイチ)入門・カメラのAvモード(Aモード)、絞り優先オートとは。
☆ デジタル一眼レフ(デジイチ)・カメラのAvモード(Aモード)、絞り優先オートとは。
今日、
本屋さんで
久しぶりに、カメラ雑誌を見ました。
立ち読みで、ゴメンねぇ~

![]()
やっぱり、皆さん興味があるのは
背景を綺麗にボカした写真らしく、
「Avモード(Aモード)、絞り優先モードを使いこなせ!」
的な、特集が書いてあった。![]()
「ふむふむ・・・」 と読んでいたけど、
結果だけが書いてあって、
被写界深度の詳しい説明は書いてなかった。。。
ので、
生意気にも、解説!
ホント、生意気でスミマセン ![]()
☆ Avモードとは
・ 絞りの閉じる大きさを自分で決めて、
明るさ(シャッター速度)は、カメラ
が
例の 18%グレーを基準に、自動で決めてくれます。
※
写真の シダ ぶつぶつが嫌いな人は、痒いかも・・・ 
自分が持っている、EF70-200F2.8L IS を例にすると、
F5.6 の写真
ここまでは、カメラ雑誌と同じ。
実は、200ミリぐらいの望遠レンズや、
85ミリF1.8ぐらいの明るいと言われているレンズ、
そして、マクロレンズ。
これらは、みんな
絞りをあまり絞らないで(Avモードで、F○.○を小さい数字のまま撮る事)
撮影すると、ピントが合っている部分の奥行きが、
極めて短いんです。
特に、写すものが カメラ
から近いほど
その奥行きの長さが、短くなります。
EF70-200F2.8L IS で言うと、
2,3メートルほどの距離の物にピントを合わせると、
ピントが合っている奥行きの長さは、
約 1~1.5センチ だけ!!
絵を描いてみました。 写真を上から見た図です。
拡大すると、良く分かります。
赤の奥行きが、ピントが合っている奥行きです。
改めて、F2.8 での写真を見ると
葉っぱ、1列ぐらいしか、ピントが合っていません。
で、丸いボケは 水面のキラキラした反射です。
その丸いボケの位置は、上の絵の「水面のキラキラ」の
距離なので、「大ボケ」です。
(水面のキラキラまでの距離は20mぐらいです)
で、F8.0ぐらいに、絞りを絞ると、4~5センチぐらいのピントの奥行きになります。
葉っぱ、3列~4列にピントが合ってます
丸いボケは、小さくなっています。
ピントが合っている距離が広くなったので、
中途半端な距離の「水面のキラキラ」、
(約20mぐらい)は、「中ボケ」です。
つまり、 あらためて
◎ Avモード(Aモード)とは
「写すもののピントの奥行きと、背景のボケ具合を考えながら、自分で絞り値をコントロールしろ!」
と、言うのが Avモード(Aモード)です。
おまけ ![]()
これらの写真、F5.6 や F8.0 の時は、
後ろのボケが、八角形の様に見えます。
実は、これが 「絞り羽根」と言われている装置(メカ)の形です。
最近は、どのメーカーも
このボケの形にこだわって、
レンズに 「円形絞り」 なる、装置を搭載するケースが増えました。
これ
です。
これは、α700で、の撮影ですが
元になっている、
ミノルタは、昔からこの「円形絞り」にこだわってきました。
ミノルタのカメラとレンズは、吸収合併されてしまいましたが、
その 職人気質には
を、送りたいです!!
新発売の「α」は、
こんな、難しい説明 無しでも
撮れるようになってますねぇ~♪




