■今週の馬券分析 | hideの日常(勝ち組在籍方法!)

■今週の馬券分析

 普段は勉強回顧で行っている「今週の馬券分析」ですが、今週号の平日回顧ではジャパンC特集を書きましたので馬券分析は書かなかったので、特別に今回はこちらで普段書いている馬券分析を紹介したいと思います。



 勉強回顧では開催当日の昼に午後のレースから注目したい馬を掲載しています。


 これは別に予想とかを提供してるんじゃないです。単純に自分か午後に買ってもいいかな~と思えるような馬を書き出しているだけです。



 そんな馬も必ず買うわけでもなく、相手が絞れなくては買えないですし、オッズが見合わなければ見送ります。ただ、馬券を買うのはだいたいそこに取り上げたレースから絞って買います。



 この馬券分析というのは、買って当たったものも、買って外したものも、どう考えてどういう結論を出して、どんな馬券の種類を直前で選んだのかというのを解説しています。



 何を意味するかというと、指数を使ったり、展開を予想する上で実際のレースで細かくどう考えたかを伝える事が一番吸収しやすいと思うからです。なので、ミスした事もどうミスしたのかというのを解説しています。主にミスが出るのって資金配分とかが多いです。レース直前まで予想してギリギリで投票するスタイルなので、やはり時間切れになる前に投票するという事で切羽詰った判断をする場合がありますから、そういう中でのミスの解説もしたりします。

 だいたい、そういうミスというのは締め切り直前で投票して、ゲートインするまでの数分間で自分の中では資金配分ミスなどに気づいてすでに反省している場合が多いです。




 展開を考える時というのは一番確率の高い展開を考えます。



 もしくはその展開になる確率の高いレースだけを買います。これはどういう事かというと、展開なんてのはちょっと出遅れたり、予定外の馬が逃げたりするだけでコロコロと想像から変わってしまうものです。そんな予想外の展開になった時はもう馬券的にはどうしようもありません。なので、別に全部の展開をキッチリと当てようとは思っていないんです。


 どちらかというと、そのレースを何十回考えても、同じ結論が導かれるかどうかという事を重視しています。



 競馬は仮に同じメンバーの同じ枠順でやったとしても毎回違う展開と結果になります。なので、考えるのは一番確率の高い展開、つまり10回中7回くらいその展開になるものをイメージするんです。逆に言えば残りの3回のパターンになった時は捨てでいいと思っていますので、その展開になっても反省はしません。なぜなら、レアな展開を反省しても意味がないからで、逆にそれを反省していては次に予想するときに色んなパターンに目が行ってしまって予想できなくなってしまいます。



 分かりやすく説明するならば、追い込み馬が突然逃げた展開。



 予想する際にはその馬が逃げる事なんて何度予想しても考えられないならば、結果的にその馬が逃げたとしても、そんなレースを反省する必要性は全くないという事です。そんな事を反省していたら、次のレースで「もしかしたらこの追い込み馬が逃げるかも??」とか「この先行馬は前に行かないかも??」なんて余計なことばかり考えてしまって結論が出なくなってしまいます。なので、そういう結果論からは論じないのが大事。



 なので勉強回顧といってもレース回顧はしていません。



 終わったレースを解説しても意味が無いです。終わったレースから得られるのは、どの馬が次にどう生きてくるかという事だけです。なので勉強回顧というのはレースに対して回顧するのではなく、馬券に対しての考え方を回顧するものなんですねー。




 さて、普段回顧会員の人はこんな事を書かなくても分かっているんで前書きが長くなりましたが、まずは勉強回顧のコーナーの意図を理解してもらってから読んでいただきたいんです。




 普段の勉強回顧では中級~上級レベル数レースまで取り上げるんですが、今回はリプレイの息抜きで書いてるんで1つ分かりやすくて簡単なのだけ取り上げます。



 日曜東京8Rです。



馬券師hideの日常

 こちらに出走表(hide指数)の画像を用意しました。携帯だと小さくて見づらいかもしれませんがPCだとクリックすると画像が大きくなると思います。


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開催当日に書いた見解→

東08R[70%]サクセスオネスティ


■東08R→期待値△。やや人気を被りすぎな感じで期待値としては低いがこのメンバーなら結果を出して欲しい。昨日のナムラカクレイがちゃんと走ってくれれば物差しとしても良かったんだが、思いっきり不利を受けて全くレースになってなかったので負けたとはいえ完全に参考外。騎手力で人気の北村宏は買いなので後押し。ケージーにも目が行くんだが今日の馬場を考えると人気だし美味しくないので元返しにして指数の高い先行馬狙いが期待値としては高い。

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 ダントツ人気となったサクセスオネスティですが、指数を見てもらっても当然ながらこの中では上位明白。この日のダートは前に有利な馬場だったので、それを考えてもこの馬は連軸としては堅い存在。



 問題は人気を被っているという事。来るのは分かっていても回収が悪ければ買う価値はないです。



 回顧会員ならばこれは当然のことなので分かると思うんですけど、始めてこういう解説を見る人は意外に思うみたいです。当てる自信があるレースをわざわざ買わない事があるという事を。




 何で当てれるのに買わないの? という人がいます。最初は不思議に思うみたいです。答えは単純なんですよね馬券を当てるのが目的ではなく、予定通りに儲けることが目的なので、別に当てる回数を競っているわけではないという事です。



 それと人気馬だろうと、穴馬だろうと、それも関係ないんです。来ると思うかどうかと、買う価値があるかどうかだけで判断しているので、来ると思っても買う価値がなければ見送るし、人気馬でも相手が絞れて買う価値があると判断すれば迷わず買います。



 よく本命党とか穴党とかいいますが、基本的には関係ないです。



 オッズを見る段階から自分が来ると思う馬はすでに選んでいるんで、結果的にそいつが人気になってしまうのか、それとも人気がないのか…というだけの話です。自信のある軸馬は比較的人気になる事が当然ながら多いですけど、逆に言えば人気の馬でも来ないと思う馬は見向きもしないという事でもあります。



 さて、本題の東京8Rですが、位置取り、馬場、指数を考えてもサクセスオネスティの軸は決まりです。当然人気なので、回収が取れるかどうか。つまり、相手を絞れるかどうかです。



 そこで当日の見解で書いたのは人気しそうな後方脚質でキレのあるケージーファントムは元返しにして、指数の高い先行馬を素直に買うという事です。とても簡単です。



 この指数表を見てもらえれば、誰でも

◎サクセスオネスティ

○ローブドブルール


 という結論が出せると思います。サクセスは抜けた存在なので、2番手争いを考えた時に高い指数を安定して使えていて、好位で競馬を出来る馬となると最初に目に飛び込んでくるのがローブドブルールです。馬場が前に有利な馬場だったことを考えてケージーファントムは評価を下げます。



 一瞬もしかしたらシャドウデイルにも目が行くかもしれませんが、ローブドヴルールは3歳馬なので指数をちょっと上乗せして考えてあげます。これは3歳補正といって、3歳は指数よりも少しだけ高く評価してあげた方が馬券には活躍しやすいのでこういう使い方をしています。3歳補正を加えてあげれば断然にローブドヴルールが対抗となるのはすぐ分かりますので、これはかなり簡単なレース。



 ポイントは直前でこのオッズがどれ位つくかです。



 この指数表だけを見ていると、サクセスが断然人気になるだろうという想像は出来ます。そして、ローブドヴルールも恐らく2人気になるだろうと想像されます。



 しかし!



 蓋を開けてみたら、ローブドヴルールはまさかの5人気です。



 これは美味しい。



 サクセスが人気を被ってるんでオッズ的には安いですが、本来ならば指数を見てもらっても馬連で300円くらいでもおかしくない2頭です。それが倍以上のオッズがつくんですから美味しい。



買い目     資金配分

馬連04-06 ←本線設定  6.7倍 払い戻し509%

馬連06-08 ←元返し設定





 さて、ここでもう少しお勉強。なぜ、ケージーファントムを押さえにするか。



 考えてみましょう。



 全然違う脚質の馬をわざわざ押さえにする必要があるのかどうかです。

 これは何を考えていたかというと、ケージーの持続した堅実な伸び脚は誰でも分かると思います。なぜこいつを押さえにするかというと、先行勢がサクセスを早くから追いかけて行く競馬をした場合に先行勢が総崩れとなる展開が考えられるからです。



 先行勢が残るんであればローブドヴルールが来るんで他の先行勢は怖くないんですが、先行勢が共倒れとなった時はワンテンポ遅れて差してくる馬でなおかつ長く良い脚を使える馬が魅力なので念のため元返しに設定。これは思いのほかオッズに余裕があったから出来た感じもあります。




 結果的に払い戻しで見ると配当は6.7倍なんです。




 これだけみると安い配当ですけど、点数が限りなく少ないんで十分すぎる回収率になります。500%の回収ですから、単純にいえば20点で100倍を当てるのと同じ意味です。




 別にオッズはどうでもいいんです。安くても高くても。最終的に投じた資金に対して、何%の回収があるかだけで判断しているんで安くても高くてもどうでも良かったりします。(^^ゞ



 穴を当てたらエライという事は全くなく、人気だろうと回収が取れて確実に当てれたら何の問題もないんで自分で満足できればそれで十分です。



 普通に自信を持って狙った馬がたまたまビリ人気のときもありますし、人気というのは他人が決めることなので、自分が決めるのは他人が決めたオッズで買う価値があるかどうかという判断だけです。




 さて、馬券分析の初級編でしたけど、いかがでしたか。



 回顧会員の方は簡単な解説だったんでちょっと物足りないかもしれませんが、初めて読む方のためにちょっと細かく解説をしたんで文章も長くなりました。

 ちょっとリプレイの息抜きに書くつもりだったのが、めちゃめちゃ長くなってリプレイが押してますんでそろそろリプレイに戻ります(笑)


 なお、勉強回顧で馬券分析をする際はこういう解説が6~8個くらい書くことが多いです。






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