今、うちには??匹のめだかがいる。
「夜桜」、「ちろ」、「かりちろ」たちである。
時々、その様子を綴りたい。
(前回のおはなし)
最初にうちに来たのは「夜桜ゴールド」の子たち。
最初は、背中の青緑のラメがきれいだと思って迎えたが、そもそもどういう種類のめだかだろうと思った。
「夜桜」という品種のめだかがいるのだが、その子は、ピンクの頭に黒い体、そして背中にラメを背負っている。
その「夜桜」の中で、黄色が強い個体を選別して、代を重ねていったものが「夜桜ゴールド」である。
「夜桜」自体が、繁殖させているとさまざまな特徴を持つ個体をうむらしい。
そういうこともあるのか、うちの夜桜ゴールドにも白っぽい子が一匹いて、ほかの子とは少し雰囲気が違うなぁと思っていた。
その子はもう亡くなってしまったが、「ちろ」のうち1匹が同じような感じだ。
すぐ識別できるので「しろちろ」と呼んでいる。
あとは、ラメののりかたも違う。
例えば「しろちろ」は比較的綺麗なラメを持っているが、ほどんどない子もいる。
価格はそれなりにするらしいが、背中一面にラメが入っている子もいるのだそう。
「夜桜ゴールドX」という金色のラメを背負った、また固定率の高い品種もあるらしい。
【登場するめだかたち】
・「夜桜」(品種としての「夜桜」という意味ではないです)
道の駅「きくがわ」からやってきた夜桜ゴールド。
丸鉢の中を優雅に泳いでいる。
秋を迎えて、次々と亡くなり、お迎えした6匹のうち1匹だけが残っている。
・「ちろ」
「夜桜」の引っ越しをした時に、水草だけを元の水槽に残していたのだが、おそらくその水草についていたたまごから孵った子たち。
丸鉢で元気に泳いでいる。
・「ちろちろ」
「ちろ」から数週間遅れて、今度は採取したたまごから孵った子。
何匹かは丸鉢デビューを果たしている。
・「おちろ」
「ちろ」の弟妹。
一部はもともと「夜桜」のいた水槽にいる。
親に似たのか、この時期になってもよく食べる。
・「かりちろ」
シルバーを背中に背負った、「ヒカリ体型」の子である。
大きな水槽で小さな3匹が泳いでいる。
・「かりぼの」
「かりちろ」の兄弟。
7匹孵ったものの、今確認できるのは2匹だけ。
なかなか大きくならないが、頑張って生き延びてほしい。
・「どらぶる」
「街のめだかやさん」からお迎えした「ドラコンブルー」の子。
「かりちろ」や「かりぼの」の仲間ではないかと思っている。
そのシルバーの背中が丸鉢の中で映えている。
