先週、自宅からレモン彗星を撮ったが、もっといい条件で撮りたいと思っていた。

天気予報は晴れだったので、街あかりの少ない福岡の志賀島へ向かった。

 

現地に着いたのは夕方。

天体アプリで、レモン彗星の方向を探す。

出ていた雲の形とアプリを見比べ、だいたいの見当をつけて、レンズをそちらに向ける。

 

暗くなってきて、星たちが見えてきたが、一向にレモン彗星は見つからない。

そもそも近くにあるはずの星座の図とカメラのファインダーを見比べても、似た形の星の並びがない。

そうこうしているうちに、雲が出てきて、結局撮れずじまいだった。

 

仕方がないので、最後に南の空に出ていた月を撮ってきた。

 

 (トリムしています)
 

月を撮るポイントは露出補正などを使って暗く撮ること。

普通の明るさでとると、単に明るい丸になる(満月の場合)。

また、十分明るいので、シャッタースピードは早め(手持ち)でOK。

こうすることで、月の海やクレーターも写る。

 

あとは、できるだけ望遠で。(デジタルズームはNG)

月は見た目と違い、写真には小さくしか写らないが、そんなもの。

 

400mmの望遠を使ってもこんな感じ