週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

12月となり寒さも増す中、少しでも暖かいところでと鹿児島を訪れた。

桜島へは鹿児島市内からフェリーで10分ほどで渡ることができる。

本当に、街の「すぐそこ」の火山である。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/320秒
絞り値:F5
ISO感度:100
露出補正:-1/3

 

桜島を訪れると、「有村溶岩展望所」に立ち寄ることが多い。

ここは、1946年の噴火で流出した溶岩原にある展望所。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/250秒
絞り値:F5
ISO感度:100
露出補正:-2

 

展望所を取り囲むように遊歩道が整備されている。

無数の岩に、冬の弱い夕方の光が斜めから差してくる。

無機的な風景だが、そこに自然の偉大さを見せつけられる。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/320秒
絞り値:F5
ISO感度:100
露出補正:-1

 

まだできてから間もない溶岩原ということもあってか、鋭い影を見せる岩がそびえたつ。

日没までの時間はそれほど残されていない。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/250秒
絞り値:F5.6
ISO感度:1250
露出補正:-1

 

「生」を想像させるのが難しい風景の中だが、新しい息吹も確かに感じられる。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/250秒
絞り値:F36
ISO感度:1000
露出補正:-2/3

 

そしてやってきた、日没。

風景のシルエットと夕陽の光条を描くために、露出を下げ、シャッターを絞っている。

ホワイトバランスも日暮れに合わせて調整している。