ミヤマキリシマは5月下旬から6月中旬にかけて、九州の高い山々に自生する植物で、ツツジの一種である。
九重連山や霧島連山を訪れると、このミヤマキシリマが咲き乱れるすばらしい風景が広がっているらしい。
しかし、登山に関しては素人なので、簡単に山に登ったりはできない。
一方、長崎の雲仙や大分の鶴見岳だと、車とロープウェイを使えば、比較的容易にミヤマキリシマにアクセスすることができる。
雲仙は一度行ったことがあるので、今回は鶴見岳に向かうことにする。
朝、福岡を出て、当初は鶴見岳の近くまで高速を走る予定だったが、ふと大分のB級グルメである日田焼きそばが食べたくなった。
予定を変更し、日田インターで降り、「想夫恋」さんへ向かう。
前に、一度来たことはあったが、その後、各所に店舗を展開されていることを知った。
(自宅から車で30分くらいのところにもあった)
11:00開店なのにその時間に行くとちょうど満席になったところで、待たなければならなかった。
その間、地元の方とお話をする機会もあり、待ち時間はそう苦にはならなかった。
昼食には少し早かったが、そこそこ空腹だったので、焼きそばの大盛を頼んだ。
バリパリの麺に絶妙な味付けのソース。
量もそれなりにあって、満腹になった。
日田からは、国道210号を走る。
湯布院を越え、別府へのルート、「やまなみハイウェイ」にさしかかる。
「狭霧台」展望台に寄る。
この時期は、野焼きをした後、芽生えた緑が一面に覆われ、美しい。
鶴見岳の麓の高原駅に到着。
ここからは別府ロープウェイで山頂に近い山上駅まで上がる。
所要時間は10分ほど。
ロープウェイを降りると、すでにミヤマキリシマが咲き誇っていた。
見たいものはもっと先にあったが、ここでの撮影に結構な時間を費やしてしまった。
ミヤマキリシマはツツジを小さくした様な花で、色も同じくピンク系である。
ロープウェイを降りたあたりのところは、ややピークを過ぎている様だった。
ここから先、もう少し登ると、もっといい景色が見えるはず。
明日につづく。




