週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

私の祖父は田舎の町で写真屋をしていた。

もちろん、まだフィルム時代で、おそらく今とは考え方も撮り方も違ったのだろうが、ずっと時が経って、いつか会える日があったら祖父と写真談義をしてみたいと思っている。

さて、その祖父の遺品がいくつか出てきたとのこと。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/80秒
絞り値:F4
ISO感度:2000
露出補正:0

 

少し分かりにくいかもしれないが、レンズの下にある四角い蓋がパタンと閉まり、レンズが折りたためるようになっている。

配色も可愛らしく、カメラ女子受けしそうなカメラである。


モード:Avモード
シャッタースピード:1/60秒
絞り値:F22
ISO感度:51200
露出補正:0

 

CanonのF-1

昔のフィルム一眼といえば、こんな形だったのだろうか?

祖父もCanon派だったとすると、少し嬉しい気がする。

(後で気づいたが、Nikon機もあった…)

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/60秒
絞り値:F1.8
ISO感度:800
露出補正:0

 

F-1の肩に乗っている、シャッタースピードの設定ダイヤル。

その右手にある真ん中に穴の開いている突起がシャッターである。

そのダイヤルだけを強調したいと、持ってきていた35mmマクロ(F1.8まで開ける)で開放して撮った。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/80秒
絞り値:F10
ISO感度:51200
露出補正:0


こちらは父が購入したもの。

フィルム一眼が流行りだした頃のNikon機

ミノルタのαシリーズがブームに火をつけたように記憶している。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/80秒
絞り値:F1.8
ISO感度:1250
露出補正:0
 

そのシャッターボタン。

この時初めて、「半押し」=フォーカス合わせ → 「全押し」=シャッターで撮るカメラと出会った。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/80秒
絞り値:F1.8
ISO感度:1250
露出補正:0

 

レンズは28mm。

広角単焦点じゃないか。

確か、これとは別にズームレンズもあったはずだが。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/25秒
絞り値:F22
ISO感度:51200
露出補正:0

 

シャッタースピードダイヤル(奥)と絞りダイヤル(手前)。

これらの組み合わせによっては、シャッターが下りないという仕組みになっている(露出オーバー、アンダーを自動的に判断?)様で、いざというときにシャッターが切れないことがあった。

とりあえず、Autoにすればいいということだけ分かっていたので、そのようにしていた。

(一眼の意味なし)