週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

私の記憶では2020年から行われている阿蘇キャンドルナイト。

当時はコスギリゾートで開かれていたが、この年から場所を阿蘇ミルクファクトリーに移している。

 

このイベント、たくさんのキャンドルが美しく並べられ、阿蘇の寒さの中、とても暖かい気持ちをくれる。

なので、あらかじめ、ホワイトバランスを赤めに設定し、会場へ入る。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/125秒
絞り値:F4
ISO感度:3200
露出補正:-2/3

モード:Avモード
シャッタースピード:1/80秒
絞り値:F4
ISO感度:2000
露出補正:-2/3

 

いつも悩むのが、上の写真と下の写真のように、奥と手前、どちらを主体とするか(フォーカスをあわせるか)である。

両方ともいいと思い、保存してはあるのだが、例えばSNSであげるとするとどっちにするのか考えてしまう。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/100秒
絞り値:F4
ISO感度:1000
露出補正:-2/3

 

後ろがきれいに玉ボケしている。

 

意識して玉ボケを撮ったことはない(結果的に玉ボケになる)のだが、調べてみると、撮り方があるらしい。

絞りを開放し、望遠気味にし、被写体に近づき、また背景との距離を離すことで、このような絵となるとのこと。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/125秒
絞り値:F4
ISO感度:2000
露出補正:0

 

ゆらゆらと明るく暗くなりながら、静かに燃えるキャンドル。

ふと、その時とんでもない考えが頭をよぎる。

このキャンドルと阿蘇の空に瞬く星を一緒に撮れない?

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/10秒
絞り値:F4
ISO感度:51200
露出補正:-3

 

画面が小さいと分からないかもしれないが、明るい星なら映り込んでいる。

シャッタースピードは手持ちの限界の1/10秒

絞りは光をできるだけ多く取り込むべく、最大に開放。

ISO感度は、51200にまでなってしまった。

 

やってみたら出来たという私にしては珍しいケースである。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/80秒
絞り値:F4
ISO感度:51200
露出補正:+2/3

 

屋内にもたくさんのキャンドルがある。

クリスマスの時期だというのにバラが咲いていた。

咲かせるまでの苦労は大変なものだっただろうと思う。

 

バラのほかにもいろいろな演出がしてある。

その添え物に焦点を当ててみた。

キャンドルの優しい光が温かく素敵だった。