週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。
長崎市の南に位置する野母崎。
「のもざき」と読む。
1月頃となると、丘一面に水仙の花が咲くのを見られる町でもある。
モード:Avモード
シャッタースピード:1/125秒
絞り値:F8
ISO感度:100
露出補正:+2/3
わぁっと咲き誇っているが、咲いているところとそうでもないところがあり、満開の時期の見極めが難しい。
足もとから少し高いところに咲いていたので、望遠で狙っている。
モード:Avモード
シャッタースピード:1/800秒
絞り値:F4
ISO感度:100
露出補正:+1
この日も素晴らしい青空。
撮りたい花を中心からわざとずらして撮っている。
構図の基本の1つであるが、対象を画面の中の7:3くらいのところに配置すると落ち着きが出る。
モード:Avモード
シャッタースピード:1/800秒
絞り値:F4
ISO感度:100
露出補正:+1
野母崎からは通称軍艦島、端島が見える。
元々は炭鉱の島だった端島だが、ここから見ると本当に軍艦に見える。
手前の水仙はボカし、島にフォーカスを合わせることでそれを強調している。
野母崎を後にし、長崎市を越え、遠回りとなるが、あえて国道202号を通り西海市へ抜けるルートを選ぶ。
途中の道の駅 夕陽が丘そとめで、夕暮れを待つ。
ここでは、いつも素晴らしい夕陽を見ることができる。
昼間の天気のままであれば、美しい落日が見えると思ったのだが、少し雲が出てきていた。
モード:Avモード
シャッタースピード:1/200秒
絞り値:F22
ISO感度:100
露出補正:-1 2/3
しかし、その雲の間からの光芒が段々と強くなってきて、神秘的な光景になってきた。
これこそ、神様がくれたチャンスである。
陽の色を強調するため、ホワイトバランスをいっぱいに赤く(10000K)設定。
また、光芒をはっきりと見せるために、露出はかなり落としている。
絞りも絞って、遠景もはっきり見えるように。
少しだけ間隔を置きながらシャッターを切ってゆく。
海の上の一部分にだけ陽が差していて、何とも言えない雰囲気に。
モード:Avモード
シャッタースピード:1/400秒
絞り値:F22
ISO感度:3200
露出補正:-1
さらに陽は傾き、沈んでゆく。
レンズを望遠に変え、その様子を見届けることにする。
太陽の形が太陽の光で潰れないよう、露出は抑えめに。
太陽の動きは意外と早いもので、少しカメラの設定を調整したりしていると、太陽はすぐにその姿を変えてしまう。