少し写真が分かってきた頃、いつか一眼を手にしたいと思ってくれた人向けに、自分なりの解釈で入門書(HELLO! DIGI-ICHI!)を書いたことがあった。
その「シャッタースピード」編。
~ここから~
レンズから取り込んだ光を、カメラ内部のイメージセンサー(画像を記録するセンサー)に取り込む時間の長さをシャッタースピードといいます。
短いほどその「瞬間」が撮れ、長ければその「残像」も撮れます。
その実例がこちら。
シャッタースピード:1/1600秒
シャッタースピード:3.2秒(三脚使用)
滝を例に挙げると一目瞭然ですね。
夜空の星が円弧を描くように撮る時も、シャッタースピードを遅くなるように調整します。
上の写真は、シャッタースピード 1,804.8秒なので約30分シャッターを開けていたことになります。
※可能なシャッタースピードの設定値はカメラにもよりますが、手持ちのカメラだと1/4000秒~∞秒です。
次回は「絞り」についてお話します。