その他、分類できなかった、いろいろ気付いたこと。
①ハトが多い。
キリスト教の文化をもつバルセロナだからか、あちこちにハトがいた。
ハトは「ノアの箱舟」にも出てくるし、「新約聖書」では聖霊の象徴としても描かれている。
それで大事にされているのかもしれない。
慣れているのか、時々お店の中にまで入ってくることも。
東洋人二人がそんなハトを珍しそうに見ているのを、現地の人たちは珍しそうに見ていたかもしれない。
②東洋人=英語
バルやお店、飛行機の中などで、向こうから話しかけられるケースがある。
東洋人だからか、ほぼ100%英語で話しかけられる。
当然と言えば当然なのだが、なまりが入っているので、それが英語だと気付くまでに時間がかかる。
こちらはスペイン語で話しかけられることを想定して聞いているので、余計そう。
そこで彼女がスペイン語で「Que?」(何?)と答えると、やっとスペイン語で返してくれる。
③ペットボトルのキャップが合理的
スーパーでペットボトルの飲み物を何本か買った。
キャップをあけてみると、一か所くっついてうまく取れない。
「こういう加工はやっぱり日本だよな」と、くっついているところを引きちぎったが、次にあけるボトル、その次にあけるボトル、みんな一か所くっついて取れない。
あえて、こういう風にしているのだろうかと考えながら見てみると、キャップが取れて落ちないようにしているのだと気が付いた。
なるほど、そういうことなんだと脱帽した。
④落書き(ペイント)が多い。
壁やビルのシャッターなど至る所に落書きがある。
これ自体は、町の雰囲気を壊すので好ましいとは思わなかった。
しかし、綺麗に書かれているものもあり、別のところでその芸術性を発揮すればいいのにと思った。
⑤ヤマバトが多い
モンジュイックの丘を登るときに、バルセロナ入りして初めてヤマバトの鳴き声を聞いた。
クークーッホホゥ、クークーッホホゥ…。
そういや宗像にも居るなぁと懐かしく思ったが、そのあとどこに行っても居るので、その鳴き声が耳から離れなくなった。