今日、バルセロナを立って帰国の途についた。

飛行機は12時過ぎの出発。

3時間前には着いておくべく、ホテルを出る。

思えばいろいろあった1週間だった。

なじみとなったホテルの景色も寂しく思える。


バスに乗り空港へ向かう。

エル・プラットの空港は彼女のおなじみの場所なので、お任せする。



エル・プラットの出発カウンター。

1時間ほど待った。

ところが、彼女(←お土産買いすぎ)のスーツケースが重量オーバーしており、荷物を別の鞄へ移動する。

少し焦る。

ところが、今度は保安検査場で私が引っかってしまい、ボディーチェックをされる羽目に。

ボディーチェックをされている間、自分の手荷物が誰かに持ち去られないか気になる。



その後、出国審査を済ませて、搭乗ゲートへ。

すでにボーディングがはじまっていた。


しばらくして機は離陸。

バルセロナから地中海に向かって上昇。

やがて機首を東に振った。



遠くバルセロナの街がみえる。

ずっと「来た感覚」が得られなかったくせにこの景色を見て寂しさがこみあげてきた。


いつかまた来るのか分からないが、この景色を目に焼き付けようとずっと外を見ていた。


機上の人となって1時間。

バルセロナ時刻で13時過ぎ。

ギャレーからいいにおいがしてきた。



お腹も空いてきていたので、ちょうどいい食事。


食事をすると少し睡魔に襲われたので1時間ほど眠る。

だが、慣れない狭い機内、結局目が覚めてしまった。

本を読んだり、文章を書いたりして過ごす。

どんどん目が冴える。

日本時間では夜中の1時は回っている。

このままだと時差ボケになるぞと、睡眠薬を飲んで寝た。

4時を過ぎた頃、ギャレーからのにおいで目が覚めた。

ちょっと早い朝ご飯だなと思いつつ、待つ。



メインはチャーハン。

パンが硬かったけど美味しかった。


そして、早朝の北京へ到着。

これから嵐のトランジットだ。